販促レポート
2018/02/08 専門家の解説
年金額はどう調べればいい?/飯田橋事務所ニュース
世代を問わず働く皆さんが気になることの一つに、支給される年金額があります。一体どのように調べればよいのでしょう?本日は、社会保険労務士法人飯田橋事務所よりの寄稿。年金額を調べる方法を解説します。
年金額はどう調べればいい?
働く皆さんが気になることの一つに支給される年金額がありますが、どのように調べればよいのでしょう。Q&A形式でご紹介していきます。
質問1.
老齢年金の受給額は、これまで支払ってきた保険料の積み上げによって決まります。自分で簡単に計算できるののではありませんから、日本年金機構に計算してもらいましょう。確認方法は、主に次の3つです。
質問2.
年金の基本的な仕組みから知りたい人や、ある程度知識があっても質問しながら確認したい人などは、やはり年金事務所の相談窓口に行くのがよいでしょう。
年金事務所では、厚生年金の過去の標準報酬月額、国民年金の納付の有無などの記録と、何歳時点でもらえばいくらになるのか、働いている場合はいくらもらえるのかなど様々な状況を想定した見込み額を教えてもらえます。ただし、あまり若い人は将来が予想しにくいことから、窓口で年金見込み額の照会ができるのは原則50歳以上の人だけです。
窓口で相談を受けるには、年金手帳などの「基礎年金番号」がわかる書類、運転免許証などの「本人確認書類」を持参してください。それと、配偶者がいる人は夫婦で一緒に行くのがお勧めです。年金制度の理解を共有することも大切ですし、相談内容が遺族年金に及ぶこともあるからです。
質問3.
「ねんきん定期便」で年金の加入記録と将来の見込額を確認することができます。毎年ご自分の誕生月に送られてきますが、特に35歳、45歳、59歳の節目年齢ではより詳しい記録が送られてきます。
パソコン操作に慣れている人は、日本年金機構のホームページにある「ねんきんネット」を見るのもよいでしょう。「ねんきん定期便」に記載されているアクセスキーを使うなどして登録し、年金記録の確認や将来の見込み額の試算などができます。
不明な点は、「ねんきんダイヤル」(0570-05-1165)や「ねんきん定期便・ねんきんネット等専用ダイヤル」(0570-058-555)で質問できます。
グッドキャリア企業制度のご紹介
厚生労働省は昨年11月、「グッドッキャリア企業アワード2017」の受賞企業を公表しました。グッドキャリア企業とは従業員の自律的なキャリア形成支援について模範となるような取り組みをおこなっている企業のことを言います。
受賞企業の取り組みを見ると、従業員を大切に社内で育成していきたいという思いが感じられます。たとえば、非正規社員を正社員に引き上げるために現場管理者を養成する社内スクールを整備した例や、3年目までの社員若手先輩のメンターをつけたOJT体制を整備した例などがあります。人手不足が深刻になる中、今いる非正規社員を教育して正社員に引き上げたり、若者をサポートして早期離職を防ぐことができれば、企業にとっても大きなメリットがあるでしょう。
このほか、従業員が6つの職掌から主体的に自分の働き方を選択できるようにした例もありました。日々の忙しさからつい後回しにしてしまいがちですが、企業が経営課題に即して、従業員の自律的なキャリア形成を支援していくことは、実はとても重要なことなのです。
<ライタープロフィール>
働く皆さんが気になることの一つに支給される年金額がありますが、どのように調べればよいのでしょう。Q&A形式でご紹介していきます。
質問1.
もうすぐ60歳定年です。そろそろ老齢年金の額が気になります。どのように調べればよいでしょう?
老齢年金の受給額は、これまで支払ってきた保険料の積み上げによって決まります。自分で簡単に計算できるののではありませんから、日本年金機構に計算してもらいましょう。確認方法は、主に次の3つです。
- 年金事務所の相談窓口
- ねんきん定期便
- ねんきんネット
質問2.
年金のことをよく知らないのですが、との方法がお勧めですか?
年金の基本的な仕組みから知りたい人や、ある程度知識があっても質問しながら確認したい人などは、やはり年金事務所の相談窓口に行くのがよいでしょう。
年金事務所では、厚生年金の過去の標準報酬月額、国民年金の納付の有無などの記録と、何歳時点でもらえばいくらになるのか、働いている場合はいくらもらえるのかなど様々な状況を想定した見込み額を教えてもらえます。ただし、あまり若い人は将来が予想しにくいことから、窓口で年金見込み額の照会ができるのは原則50歳以上の人だけです。
窓口で相談を受けるには、年金手帳などの「基礎年金番号」がわかる書類、運転免許証などの「本人確認書類」を持参してください。それと、配偶者がいる人は夫婦で一緒に行くのがお勧めです。年金制度の理解を共有することも大切ですし、相談内容が遺族年金に及ぶこともあるからです。
質問3.
年金事務所に行く時間がとれない場合はどうすればいい?
「ねんきん定期便」で年金の加入記録と将来の見込額を確認することができます。毎年ご自分の誕生月に送られてきますが、特に35歳、45歳、59歳の節目年齢ではより詳しい記録が送られてきます。
パソコン操作に慣れている人は、日本年金機構のホームページにある「ねんきんネット」を見るのもよいでしょう。「ねんきん定期便」に記載されているアクセスキーを使うなどして登録し、年金記録の確認や将来の見込み額の試算などができます。
不明な点は、「ねんきんダイヤル」(0570-05-1165)や「ねんきん定期便・ねんきんネット等専用ダイヤル」(0570-058-555)で質問できます。
グッドキャリア企業制度のご紹介
厚生労働省は昨年11月、「グッドッキャリア企業アワード2017」の受賞企業を公表しました。グッドキャリア企業とは従業員の自律的なキャリア形成支援について模範となるような取り組みをおこなっている企業のことを言います。
受賞企業の取り組みを見ると、従業員を大切に社内で育成していきたいという思いが感じられます。たとえば、非正規社員を正社員に引き上げるために現場管理者を養成する社内スクールを整備した例や、3年目までの社員若手先輩のメンターをつけたOJT体制を整備した例などがあります。人手不足が深刻になる中、今いる非正規社員を教育して正社員に引き上げたり、若者をサポートして早期離職を防ぐことができれば、企業にとっても大きなメリットがあるでしょう。
このほか、従業員が6つの職掌から主体的に自分の働き方を選択できるようにした例もありました。日々の忙しさからつい後回しにしてしまいがちですが、企業が経営課題に即して、従業員の自律的なキャリア形成を支援していくことは、実はとても重要なことなのです。
<ライタープロフィール>
担当ライター:飯田橋事務所
当事務所は東京千代田区・JR飯田橋駅近くにオフィスを構える創業38年の社会保険労務士事務所です。人事労務管理の実務に熟達した社会保険労務士と専門スタッフで構成され、各種支援サービス(人事労務管理)をトータルに提供する専門事務所になります。御社のご利用、ご相談をお待ちしています。
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