販促レポート
2019/06/04 専門家の解説
ホームページの申し込み数を最大化する「EFO」とは?
Webサイトからの申し込みが中々増えない・・・。真っ先にアクセス数の下落を考えてしまいますが、意外と見落としがちなのが「EFO」という施策。今回は、売上に直結する「EFO」の概要と重要ポイントの解説です。
EFO(エントリーフォーム最適化)とは?

SEO(検索エンジン最適化)はご存知でも、「EFO」は初めて耳にする・・・という方も多いはず。EFOとは、「Entry Form Optimization」の頭文字をとった略語で「エントリーフォーム最適化」のことを指します。
など業界や職種を問わず、商品やサービスを購入(利用)するユーザーは何かしらの情報を入力します。一方で、「入力方法が複雑」「入力項目が多すぎ」だとストレスを感じてしまい、フォームから離脱する可能性が高まります。
こういった途中離脱の原因を分析し改善していく作業がEFOです。
2017年9月に株式会社マージェリックが行った「ネットショッピングに関するアンケート調査」によれば、入力作業が面倒で購入をやめたことがあると回答した人の割合は、実に「62.8%」と半数以上になっているそうです。
参照:ネットショッピングに関するアンケート調査
あなたの商品やサービスがいくら魅力的でも、エントリーフォームが適切になっていないだけで、実は大きな機会損失になっているかもしれません。業界や職種を問わず、一度は検討する余地のある施策と言えそうです。
ダメなエントリーフォームの具体例

アクセス数が多いサイトであったとしても、購入に全くつながらなければ意味がありません。以下では、ダメなエントリーフォームの具体例をまとめました。参考にしてみてください。
入力項目数がとにかく多い
多くのデータを収集するために、項目数をやたら多くしているパターンです。ユーザーにとってはただ入力が面倒なだけでフォーム離脱の原因になるため、必要最低限の項目に絞ることが重要です。
入力形式が細かすぎる
全角英数字、ハイフン入りで郵便番号や電話番号を入力する、氏名の間にスペースを開けるなど、入力形式が細かく指定されているとユーザーはストレスを感じ、途中で入力を断念してしまいます。
エラーのアラートが不親切
全ての項目の入力が完了した時点でエラーが表示されると、ユーザーは最初の項目から確認することになり、離脱の原因につながります。入力直後にエラーが表示されるようなサイト設計が重要です。
不必要な情報を求める
例えば「生年月日」や「家族構成」などは、ほとんどの取引きで不必要です。個人情報転用の恐れや、ダイレクトメールによる猛烈なセールスを警戒し、多くのユーザーは入力を避けてしまいます。
他社に差をつける!EFOの重要ポイント

エントリーフォームを改善する時は、とにかくユーザーがスムーズに入力できることに重きを置きましょう。ポイントは以下の5つです。
入力ボックスのサイズ最適化
入力ボックスが小さいと打ち間違いに気づけません。スマホからの申込みが多ければ、スマホでも見やすいサイズに最適化しましょう。OSや機種によって表示サイズも若干異なるので実機を使いテストするとベターです。
記入例を表記する
電話番号など「ハイフンあり」か「ハイフンなし」か迷う場合があります。フォームの上に記入例を表記しておくと非常に親切です。ユーザーの入力ミスを減らすことができ、こちらから情報を聞き直す手間も省けます。
進捗状況を表示する
進捗状況というのは、どのくらいフォームの入力が進んでいるかを示すものです。例えば、「あと3項目」や「3/5項目」のようにフォーム上部に記載しておくだけで、ユーザーの心理的負担を軽減することができます。
入力完了までの所要時間を明記する
フォームの先頭に完了までの所要時間を明記することで、「面倒くさがって入力を避ける」といったリスクを減らせます。ただし、故意に短時間を記載すると騙し行為になるので、正確な所要時間を明記しましょう。
メールアドレスを再確認する
ユーザーが間違えて入力することを防ぐため、再度入力する欄を設けておきます。これをしておくことで、メールが届かないというクレームも未然に防ぐこともできますし、機会損失を最小限に留めることができます。
Web集客において、アクセス数やサイトのデザインといった要素ももちろん大切ですが、エントリーフォームはいわば購入や問い合わせのゴールであり、サイトの心臓です。ユーザーの「入力しにくい」といった意見も適宜反映し改善することで、申込み率を最大化することができます。
<ライタープロフィール>

SEO(検索エンジン最適化)はご存知でも、「EFO」は初めて耳にする・・・という方も多いはず。EFOとは、「Entry Form Optimization」の頭文字をとった略語で「エントリーフォーム最適化」のことを指します。
- 入会申し込みフォーム
- 資料請求フォーム
- サンプル請求フォーム
- セミナー申し込みフォーム
- 予約申し込みフォーム
など業界や職種を問わず、商品やサービスを購入(利用)するユーザーは何かしらの情報を入力します。一方で、「入力方法が複雑」「入力項目が多すぎ」だとストレスを感じてしまい、フォームから離脱する可能性が高まります。
こういった途中離脱の原因を分析し改善していく作業がEFOです。
2017年9月に株式会社マージェリックが行った「ネットショッピングに関するアンケート調査」によれば、入力作業が面倒で購入をやめたことがあると回答した人の割合は、実に「62.8%」と半数以上になっているそうです。
参照:ネットショッピングに関するアンケート調査
あなたの商品やサービスがいくら魅力的でも、エントリーフォームが適切になっていないだけで、実は大きな機会損失になっているかもしれません。業界や職種を問わず、一度は検討する余地のある施策と言えそうです。
ダメなエントリーフォームの具体例

アクセス数が多いサイトであったとしても、購入に全くつながらなければ意味がありません。以下では、ダメなエントリーフォームの具体例をまとめました。参考にしてみてください。
入力項目数がとにかく多い
多くのデータを収集するために、項目数をやたら多くしているパターンです。ユーザーにとってはただ入力が面倒なだけでフォーム離脱の原因になるため、必要最低限の項目に絞ることが重要です。
入力形式が細かすぎる
全角英数字、ハイフン入りで郵便番号や電話番号を入力する、氏名の間にスペースを開けるなど、入力形式が細かく指定されているとユーザーはストレスを感じ、途中で入力を断念してしまいます。
エラーのアラートが不親切
全ての項目の入力が完了した時点でエラーが表示されると、ユーザーは最初の項目から確認することになり、離脱の原因につながります。入力直後にエラーが表示されるようなサイト設計が重要です。
不必要な情報を求める
例えば「生年月日」や「家族構成」などは、ほとんどの取引きで不必要です。個人情報転用の恐れや、ダイレクトメールによる猛烈なセールスを警戒し、多くのユーザーは入力を避けてしまいます。
他社に差をつける!EFOの重要ポイント

エントリーフォームを改善する時は、とにかくユーザーがスムーズに入力できることに重きを置きましょう。ポイントは以下の5つです。
入力ボックスのサイズ最適化
入力ボックスが小さいと打ち間違いに気づけません。スマホからの申込みが多ければ、スマホでも見やすいサイズに最適化しましょう。OSや機種によって表示サイズも若干異なるので実機を使いテストするとベターです。
記入例を表記する
電話番号など「ハイフンあり」か「ハイフンなし」か迷う場合があります。フォームの上に記入例を表記しておくと非常に親切です。ユーザーの入力ミスを減らすことができ、こちらから情報を聞き直す手間も省けます。
進捗状況を表示する
進捗状況というのは、どのくらいフォームの入力が進んでいるかを示すものです。例えば、「あと3項目」や「3/5項目」のようにフォーム上部に記載しておくだけで、ユーザーの心理的負担を軽減することができます。
入力完了までの所要時間を明記する
フォームの先頭に完了までの所要時間を明記することで、「面倒くさがって入力を避ける」といったリスクを減らせます。ただし、故意に短時間を記載すると騙し行為になるので、正確な所要時間を明記しましょう。
メールアドレスを再確認する
ユーザーが間違えて入力することを防ぐため、再度入力する欄を設けておきます。これをしておくことで、メールが届かないというクレームも未然に防ぐこともできますし、機会損失を最小限に留めることができます。
Web集客において、アクセス数やサイトのデザインといった要素ももちろん大切ですが、エントリーフォームはいわば購入や問い合わせのゴールであり、サイトの心臓です。ユーザーの「入力しにくい」といった意見も適宜反映し改善することで、申込み率を最大化することができます。
<ライタープロフィール>
担当ライター:俵谷龍佑
WordPressサイト制作/Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
公式ブログ
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