販促レポート
2017/04/21 知識ネタ
気をつけよう!ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.6
商談時など何気なく使った言葉の意味が「実は違っていた」と気付き、恥ずかしくなった経験ありませんか?誤用表現は信頼や評価を下げる原因にも!?本日は、よく耳にするけど実は意味が違う日本語をご紹介。今回は「敬語特集」。トピック:お体ご自愛ください
ビジネスで使いがちな間違った日本語

1.お体ご自愛ください
ご自愛は、「お体を大切にしてください」という意味であり、すでに言葉の中に、「体」という意味が含まれているため、重複表現になってしまいます。ちなみに、健康状態が芳しくない人に使うと皮肉と捉えられてしまうので、使うのは控えましょう。

2.了解しました
「了解しました」という表現は、同等の立場あるいは目下の人に対して使う分には問題ないですが、目上の人に使う場合、失礼で軽率な印象を与えてしまいます。もし、目上の方であれば、「承知しました」がふさわしいでしょう。

3.参考になりました
学びがあった時に、つい「参考になりました」と言ってしまいがちですが、そもそも参考という言葉は「自分の考えの足しにすること」という意味であり、非常に上目線な印象を与えてしまうので、使うのは控えましょう。言い換えるなら、「勉強になりました」が良いです。

4.お伝えしておきます
取引先からの要件を社内の人に伝える時によく使う表現ですね。一見丁寧で正しいように感じますが、取引先ではなく伝える相手(社内の人)を敬うことになってしまい、ふさわしくありません。「申し伝えておきます」が適切でしょう。

5.ご教授
「また勉強させてください」という意味で、よく使うこの言葉。実は誤用であるのを知ってましたか?ご教授の意味は「学問・技芸を伝え教える事」という意味。大学の研究機関などで働いている場合は、意味的に問題ありませんが、通常の企業で働く場合は、「ご教示」が適切です。

6.ご承知おきください
よく使ってしまうこの表現、実は適切な敬語ではありません。というのも、「知っておいてください」といったような、ぶしつけな意味合いとして捉えられてしまうから。もし言い換えるなら、「お含みおきください」が良いでしょう。

7.お座りください
決して間違った敬語ではないのですが、「おすわり」には犬や子供に対して使う言葉という印象があるため、人によっては不快感を感じる場合があります。あまり使わない方が良いでしょう。代わりに「おかけください」を使いましょう。

8.お休みをいただいております
社内の人間が休暇をとっている旨を取引先など社外の人に伝える時に使う言葉ですね。一見正しいように感じますが、「お休みをいただいて」の「いただいて」が社内の人間を敬っていることになっており、実はおかしな敬語です。「休みを取っております」が正しいです。

9.ご持参ください
この敬語、使っている人も多いのではないでしょうか?実は「持参する」という言葉は謙譲語であり、相手の行動を指す際に使う言葉ではありません。「お持ちください」か「ご用意ください」を使うと良いでしょう。

10.拝見いたしました
一見すると気づかないかもしれませんが、実は「拝見+いたします」と二重敬語になっています。正しくは、「拝見しました」。そもそも、「拝見する」が謙譲語であり、これに丁寧語の「ました」をつければ、十分丁寧な言葉になります。
いかがでしたでしょうか。
ここで紹介したものを、今まで間違いと気付かずに使っていた人も多いのではないでしょうか?ぜひ、正しい日本語を使っていきましょう。今回はVol.6、バックナンバーも併せてどうぞ。
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.5
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.4
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.3
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.2
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.1
<ライタープロフィール>

1.お体ご自愛ください
ご自愛は、「お体を大切にしてください」という意味であり、すでに言葉の中に、「体」という意味が含まれているため、重複表現になってしまいます。ちなみに、健康状態が芳しくない人に使うと皮肉と捉えられてしまうので、使うのは控えましょう。

2.了解しました
「了解しました」という表現は、同等の立場あるいは目下の人に対して使う分には問題ないですが、目上の人に使う場合、失礼で軽率な印象を与えてしまいます。もし、目上の方であれば、「承知しました」がふさわしいでしょう。

3.参考になりました
学びがあった時に、つい「参考になりました」と言ってしまいがちですが、そもそも参考という言葉は「自分の考えの足しにすること」という意味であり、非常に上目線な印象を与えてしまうので、使うのは控えましょう。言い換えるなら、「勉強になりました」が良いです。

4.お伝えしておきます
取引先からの要件を社内の人に伝える時によく使う表現ですね。一見丁寧で正しいように感じますが、取引先ではなく伝える相手(社内の人)を敬うことになってしまい、ふさわしくありません。「申し伝えておきます」が適切でしょう。

5.ご教授
「また勉強させてください」という意味で、よく使うこの言葉。実は誤用であるのを知ってましたか?ご教授の意味は「学問・技芸を伝え教える事」という意味。大学の研究機関などで働いている場合は、意味的に問題ありませんが、通常の企業で働く場合は、「ご教示」が適切です。

6.ご承知おきください
よく使ってしまうこの表現、実は適切な敬語ではありません。というのも、「知っておいてください」といったような、ぶしつけな意味合いとして捉えられてしまうから。もし言い換えるなら、「お含みおきください」が良いでしょう。

7.お座りください
決して間違った敬語ではないのですが、「おすわり」には犬や子供に対して使う言葉という印象があるため、人によっては不快感を感じる場合があります。あまり使わない方が良いでしょう。代わりに「おかけください」を使いましょう。

8.お休みをいただいております
社内の人間が休暇をとっている旨を取引先など社外の人に伝える時に使う言葉ですね。一見正しいように感じますが、「お休みをいただいて」の「いただいて」が社内の人間を敬っていることになっており、実はおかしな敬語です。「休みを取っております」が正しいです。

9.ご持参ください
この敬語、使っている人も多いのではないでしょうか?実は「持参する」という言葉は謙譲語であり、相手の行動を指す際に使う言葉ではありません。「お持ちください」か「ご用意ください」を使うと良いでしょう。

10.拝見いたしました
一見すると気づかないかもしれませんが、実は「拝見+いたします」と二重敬語になっています。正しくは、「拝見しました」。そもそも、「拝見する」が謙譲語であり、これに丁寧語の「ました」をつければ、十分丁寧な言葉になります。
いかがでしたでしょうか。
ここで紹介したものを、今まで間違いと気付かずに使っていた人も多いのではないでしょうか?ぜひ、正しい日本語を使っていきましょう。今回はVol.6、バックナンバーも併せてどうぞ。
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ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.4
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ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.1
<ライタープロフィール>
担当ライター:ryusuke
Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連を得意とします。
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