販促レポート：気をつけよう！ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.4 【販促ノベルティ卸売りセンター】

商談時など何気なく使った言葉が「実は間違っていた・・・」と、気付き恥ずかしくなった経験ありませんか？誤用表現は信頼や評価を下げる原因にも！？今日は、よく耳にするけれど、実は間違っている日本語をご紹介。トピック：にやける、自信なさげ、いそいそと

ビジネスで使いがちな間違った日本語

1.にやける
薄ら笑いを浮かべるという意味でつい使ってしまいがちですが、本来の意味は、「なよなよしている」です。ちなみに「にやける」の語源は、鎌倉・室町時代に男色を売る若衆をよぶ言葉で、「男色を売る」という意味でした。
ソース：Jタウンネット



2.自信なさげ
自信ない様子のことを「自信なさげ」と言ってしまいますが、正しくは「自信なげ」です。ちなみに、「なげ」の「げ」が「〜そうだ、〜らしいようす」という意味を持つ接尾語になります。「自信なさそう」と混同してこのような誤用表現が生まれたといわれています。
ソース：美しい言葉



3.いそいそと
「忙しそうにしている様子」という意味ではありません。漢字で書くと嬉嬉（いそいそ）と書き、「嬉しくて動作が弾むさま」という意味になります。ちなみに、似た表現の「うきうき」との違いは、「うきうき」は気持ちに重点が置かれていますが、「いそいそ」は動作に重点が置かれています。
ソース：コトバノ



4.ぞっとしない
「怖くない」という意味ではありません。正しくは「面白くない」という意味です。「ぞっと」には、「恐怖で震え上がる」の他に「感動して震える」という意味があります。文化庁の調査によれば「恐ろしくない」と答えた人が半数を超えていて、誤用表現を多く使う人が増えているとの結果が出ています。
ソース：文化庁



5.雪辱を晴らす
正しくは、「雪辱を果たす」です。「屈辱を晴らす」と混同し、このような誤用表現が生まれたといわれています。ちなみに、「雪辱を果たす」は、「過去に競技で負けた相手に勝つ」という意味で、「屈辱を晴らす」は、「言葉によって受けた恥をそそぐ」と、少し違う意味を持ちます。
ソース：NHK



6.語るに落ちる　
「語るほど価値もないつまらない人間」と、人を悪く言う場合によく使いますが、誤用表現です。正しい意味は、「問い詰めてもなかなか話さないのに、自ら話してもらうとついつい本当のことをいってしまうさま」となります。
ソース：コトバノ



7.懐石料理
「懐石料理」というと、高級な豪華絢爛な料理を想像してしまいますが、実は違います。懐石料理は、お茶を楽しむための料理であり「空腹しのぎ程度の軽い料理」です。一般的に言われる「お酒を楽しむための豪華絢爛な料理」は「会席料理」といいます。
ソース：1分で読める！！



8.最高学府
東京大学のことを、最もレベルの高い大学として、「日本の最高学府」と表現されることがありますが、これは誤った表現です。最高学府の本来の意味は、「最も程度の高い学問を学ぶ学校」、つまり大学を指しています。
ソース：INSIGHT NOW!



9.つかぬこと
「とりとめのないこと、つまらないことを尋ねる」という意味合いでよく使われますが、本来の意味は「今までの話の流れとはあまり関係のないことを尋ねる」という意味になります。もし、「つまらないことを尋ねる」という意味であれば、「ちなみに」を使った方が適切でしょう。
ソース：NHK



10.浮き足立つ
「うきうきしている様子」という意味で使ってしまいがちですが、正しくは「不安で落ち着かない様子」という意味になります。浮き足立つという言葉から「浮かれている」という意味が連想されて、このような誤用表現が生まれたと言われています。
ソース：株式会社NEXT


いかがでしたでしょうか。
ここで紹介したものを、今まで間違いと気付かずに使っていた人も多いのではないでしょうか？ぜひ、正しい日本語を使っていきましょう。今回はVol.4、バックナンバーも併せてどうぞ。
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.3
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.2
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.1


＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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