販促レポート：気をつけよう！ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.7 【販促ノベルティ卸売りセンター】

商談時など何気なく使った言葉の意味が「実は違っていた」と気付き、恥ずかしくなった経験ありませんか？誤用表現は信頼や評価を下げる原因にも！？本日は、よく耳にするけど実は意味が違う日本語をご紹介。トピック：火を見るよりも明らか、食い倒れ

ビジネスで使いがちな間違った日本語

1.火を見るよりも明らか
「きわめて明らかで疑いの余地がないさま」を表す言葉です。良い結果を表す時も使われることがありますが、本来は「非難されるのは火を見るより明らか」といったように、悪い結果に対してのみ使う言葉です。



2.食い倒れ
「倒れるまで食べる」という意味で使いがちですが、正しくは「飲み食いに贅沢をしてお金を無くすこと」。ちなみに、この言葉は身だしなみにお金をかける京都の気質と飲食に重きを置く大阪の気質を比較した「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ」ということわざが語源です。



3.下世話な話
「下品で低俗な話」という意味ではありません。正しくは、「世間でよく使われる言葉や話」のことを指し、本来マイナスな意味合いは含まれていません。ちなみに、下世話の「下」は下々の者、つまり庶民のことを指しています。



4.複雑骨折
よく勘違いされて使われる言葉ですが、実は「複数の骨を折った状態」という意味ではなく、「折れた骨が皮膚を突き破った状態」のことを指します。そのため、折れた骨が1本でも複雑骨折と呼ばれることがあります。



5.セレブ
お金持ちのことをセレブと呼ぶことがありますが、本来の意味は「有名人」で、お金持ちという意味で使うのは日本特有です。メディアに多数出演している有名人であればお金を持っていなくてもセレブに該当します。



6.至上命題
「最優先の課題」、「解決すべき重要な問題」という意味でしばしば使われますが、間違った表現です。至上命令から派生してできた言葉といわれています。もし言い換えるのであれば、「最重要課題」「最大問題」が適切です。



7.奇特
「少し変わった人」という意味で使われますが、本来は「行いが感心である様子」という意味になります。「立派」や「殊勝」と同義でネガティブな意味合いはありません。「奇特な人ですね」と言われたらそれは褒め言葉なので、ありがたく受け取っておきましょう。



8.他山の石
「目上の人の生き方や方法を参考にする」という意味ではありません。「他人のよくない言動でも人生の知恵にすることができる」という意味で、目上の人に使うべき言葉ではありません。使うと失礼にあたるので気をつけましょう。



9.明るみになる
「事件が明るみになる」「秘密が明るみになる」など、良くないことが公表される時に使われる言葉ですが、実は明るみになるという表現はありません。正しくは「明るみに出る」。「明らかになる」と「明るみに出る」が混同されて生まれたといわれています。



10.うんちくを垂れる
「うんちくを熱心に話す様子」をこう表現することがありますが、正しくは「うんちくを傾ける」。「たれる」には、文句をたれる、屁をたれるなど、下品でマイナスな意味合いが込められており、皮肉を込めた意味合いに捉えられてしまうので、使わない方が良いでしょう。


いかがでしたでしょうか。
ここで紹介したものを、今まで間違いと気付かずに使っていた人も多いのではないでしょうか？ぜひ、正しい日本語を使っていきましょう。今回はVol.7、バックナンバーも併せてどうぞ。
ビジネスで使いがちな間違った日本語 厳選10 Vol.6
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＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連を得意とします。
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