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2018/09/26 集客販促

経営者必見!次世代のライフスタイル「ソロ活」にどう最適化する?

「ソロ活」という言葉をご存知ですか?一人で行動することを意味し、構成する単身世帯は年々増加しており、ファミリー層に迫りつつあるそうです。企業は今後、このソロ活にどう対応すべきか?本日は、その最適化策を考察していきます。

単身世帯の数は、2040年には全体の約4割まで増加
経営者必見!次世代のライフスタイル「ソロ活」にどう最適化する?

未婚率の増加、医療技術の発達による長寿化により、単身世帯は年々増加の一途をたどっています。国立社会保障・人口問題研究所が行った「日本の世帯数将来推計」によれば、
2010年には32.4%、
2040年には39.3%と4割まで増加すると推測されています。
引用:日本の世帯数将来推計|国立社会保障・人口問題研究所

以前は、団体で行動することが「良し」とされ、一人で行動することを「ぼっち」と言ったり不思議に思う雰囲気がありました。しかし、近年では「ソロ活」や「おひとり様」という言葉が使われ始め、単独行動が一つのライフスタイルとして確立されつつあります。

ご存知地の通り、これを後押ししたのがスマホの普及。
一人でレストランやレジャー施設にいても、料理や風景の写真をSNSにアップする、インカムで友達と通話するなどして、別の場所にいる誰かと手軽に楽しさや感動を共有できるようになり、一人でいても「そわそわする」「バツが悪い」という雰囲気がなくなりました。

また、この単身世帯の増加は世界でも同様の傾向が出ているようです。例えば、ガベージニュースがまとめた先進国各国の単独世帯割合(2009~2012年)によれば、
ドイツがトップで40.4%
アメリカは32.9%
フランスが34.4%
日本は12位で32.4%となっています。
参照:ガベージニュース
の割合になっているそうです。

しかし、これは2012年時点の話であり、現状ではさらに割合は増加しているものと思われます。


「ソロ活」が増えると、顧客の消費志向はどう変わるのか
経営者必見!次世代のライフスタイル「ソロ活」にどう最適化する?

「ソロ活」する人や「おひとり様」が増えると、お客さんの消費志向にどのような変化をもたらすのでしょうか?代表的なものをピックアップしてご紹介します。

回転率が上がる
団体客の場合は、話をしながら、食べたり飲んだり買い物をしたりするため、滞在時間が長くなりますが、「おひとり様」の場合、長居をせずにパッと用事を済ませて帰る割合が多くなり回転率が上がります。相席などが可能になるため、工夫によっては売上アップも見込めるかもしれません。

量より質を求める
「おひとり様」なので、使う量や食べる量も限られ、自然と「質を重視」するようになります。例えば、少し高級なアイスクリームを食べる、高級ホテルに宿泊するなど、「手を伸ばせば届く」くらいの贅沢が重要視されそうです。従来の「松竹梅」にくわえ、もうワンランク上の設定が望まれます。

「参加型消費」が重要視される
ソロ活の難点は、そばにいる誰かと「喜びや感動を共有できない」ことです。そのため、参加型消費が求められるようになります。例えば、お客さんが「1日BAR店長をする」、企業の商品開発会議に「ファン代表として参加する」など、緩やかに所属できる、関われることが重要視されそうです。


おひとり様向け商品開発の成功事例
経営者必見!次世代のライフスタイル「ソロ活」にどう最適化する?
しゃぶしゃぶ 山笑ふ
「山笑ふ」は、A4ランク以上の国産牛やこだわり抜いた季節野菜が食べられる、本格派一人しゃぶしゃぶ専門店です。店内は全席カウンターで、料亭のような高級感あふれる空間が特徴的。非日常の時間を味わえるとあって、おひとり様の間で人気になっています。

経営者必見!次世代のライフスタイル「ソロ活」にどう最適化する?
みんサル
みんサルは、個サルを簡単に検索・参加申込みができるアプリ。個サルとは、「個人参加型フットサル」の略で、チームに所属せずに個人で参加した同士が集まり、見ず知らずの人達とプレイを楽しむフットサルのこと。都合の良い時に気軽に参加できるということで、じわじわと知名度が上がっています。

経営者必見!次世代のライフスタイル「ソロ活」にどう最適化する?
aimのソロウェディング
おひとりさまでも輝ける。今話題のソロウェディング。『一度はドレスを着て写真を残したい。』『結婚の予定は無いけど、自分が一番綺麗な姿を残しておきたい。』そんな女性の気持ちをaimが叶えます。お気に入りのドレスやお着物を着て、素敵なヘアメイクをしてお写真を撮りませんか?


いかがでしたか?
このように、単身世帯の割合が増えれば、「ソロ活」にとどまらず消費志向は大きく変化すると予想されます。企業は今後、いかに商品やサービスに「体験消費」や「参加型消費」といった付加価値をつけられるかがカギになると思います。ぜひ、本日のコラムを参考にしてみてください。


担当ライター:ryusuke
WordPressサイト制作/Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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