販促レポート：やらなきゃ大損！グーグル最新SEO攻略「YMYL」とは｜販促ノベルティ卸売りセンター[スマホ版]

販促レポート

2019/04/05　集客販促

やらなきゃ大損！グーグル最新SEO攻略「YMYL」とは

ネット集客といえばSEOが基本ですが、多くの企業が運用について頭を抱えているようです。特にコンテンツの品質は、年々厳格になり闇雲では通用しません。そこで検討したいのが「YMYL」という概念、ご存知ですよね？

もちろんご存知ですよね？YMYL
やらなきゃ大損！グーグル最新SEO攻略「YMYL」とは

YMYLをご存じない方のために改めてご紹介。
YMYLとは、Your Money or Your Life（あなたのお金、あなたの人生）の頭文字をとったもので、お金と幸福、健康、医療などに関わるコンテンツのことを指します。

これらのコンテンツは、人々の生活や安全などに大きく影響を与えるため、より高い信頼性が求められます。YMYLに該当するとされるコンテンツは、主に以下の5つになります。

金融取引に関するページ（金銭のやり取りやオンライン決済できるページなど）
金融情報に関するコンテンツ（FXや株、仮想通貨、不動産購入など）
医療情報に関するコンテンツ（美容、医薬品、健康食品など）
法に関するコンテンツ（相続、著作権、親権など）
重要な公的ニュース、トピック（災害、国際的な重大ニュースなど）

YMYLは2013年ごろに導入された指標ですが、2016年末に起きた医療系大手キュレーションメディアの大炎上（理論的根拠のない大量コンテンツで検索上位を独占）から発展した社会問題を契機に、Google Japanの独自施策として、医療や健康に関連する検索結果のアルゴリズムを更新した経緯があります。

これ以降、YMYLに関するコンテンツは、今まで以上に厳格な基準で判断され、幾度となくアルゴリズムのアップデートが行なわれてきました。

YMYLで欠かせない要素「E-A-T」とは？
やらなきゃ大損！グーグル最新SEO攻略「YMYL」とは

一方、E-A-Tとは、GoogleがYMYLに関するコンテンツを評価する時に指標にしている要素のことを指し、Expertise（専門性）、Authoritativeness（権威性）、 Trustworthiness（信頼性）の頭を文字をとった略語になります。

専門性・・・特定のジャンルで専門・特化して書かれている
権威性・・・多くの人から信頼されている
信頼性・・・長く運営しているWebサイト、法人・国家機関のWebサイト

資格を有した専門家や大手企業の方が執筆・運営しているサイトが有利であることは間違いないですが、「高品質コンテンツ公式ガイドライン」によれば、必ずしも専門家の意見だけが重要視されるわけではなく、例えば、ユーザーの実体験、口コミも評価の対象に入るとされています。

基本的に、Googleが掲げるポリシー「ユーザーファースト」に沿ったものであるため、いかにユーザーのためになるかという目線でコンテンツを引き続き地道に作ることが重要になりそうです。

さらに詳しく知りたい方は、高品質コンテンツ公式ガイドラインを参照ください。
参照：高品質コンテンツ公式ガイドライン｜グーグル

基本に立ち返ろう。検索上位表示に重要な5つのポイント
やらなきゃ大損！グーグル最新SEO攻略「YMYL」とは

検索上位に表示させるには、E-A-Tという指標を踏まえながら、具体的にどのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか？以下の5つを検討してみました。

検索キーワードに対し適切に回答する
Googleのポリシーにもある「ユーザーファースト」という言葉がSEO対策の基本です。つまり、いかにユーザーの検索ワードに対して適切な回答を用意するかが重要です。1キーワード、1コンテンツが理想で、1つの情報に対し、網羅的に深く調査してまとめましょう。

サイテーションの数を増やす
特に実店舗のWebサイトにおいて重要になります。サイテーションとは、ブログによって口コミや評判で言及・引用されることを指します。必ずしも、URLが含まれている必要はなく、サイト名や住所でも効果があるとされています。もちろん、自作自演は論外、質の高いサイテーションであることが求められます。

専門家の監修をつける
YMYLの分野であれば、E-A-Tを踏まえ、専門家に記事執筆か監修・添削を依頼できるとベターです。もし、費用的に厳しい場合は、信頼性の国家機関や学術論文の情報を引用・参照することでE-A-Tを高めることができます。

サイトの構造を見直す
サイトの構造をシンプルにしましょう。具体的には、トップページから最下層ページまで2～3回のクリックで到達できることが理想です。複雑な構造にすれば回遊率は増えてPVは増えますが、ユーザービリティーは低下し、Googleからのサイトの評価も悪くなります。

広告の専有面積の最適化
自社の広告収入の改善ではなく、ユーザーが快適にWeb上のコンテンツを見られるかどうかという視点で広告面積の最適化を行いましょう。直帰率、滞在時間もSEOの評価基準で重要視されているといわれています。広告が多いと誤クリック誘導にもつながり、ユーザービリティが著しく低下します。

YMYL、E-A-T、これらの要素においても、結局重要になるのはユーザーファースト。小手先のSEOテクニックに惑わされず、「ユーザーのために」という視点で、コンテンツを制作し、サイト運営していきましょう。

担当ライター：俵谷龍佑
WordPressサイト制作／Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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