販促レポート
2016/09/28 集客販促
実は効率の良い宣伝媒体だった!知られざるラジオCMの可能性
ネットが普及してから、旧来のメディアは苦戦を強いられていますが、その中でもラジオは復調の兆しを見せ始めています。今回は、「ラジオCM」という部分にスポットを当てて、ラジオCMの可能性や活用法などについて書いていきたいと思います。
ラジオ広告、媒体としての現状について

現状、ラジオ広告費のシェアはどのくらいなのでしょうか。2016年2月に電通がリリースした「2015年日本の広告費」によれば、ラジオ広告費は2005年から微減し始め、2005年に1744億円あったのが、2013年には1243億円にまで下がっているそうです。
参照:2015年 日本の広告費|電通
ラジオ広告費は減少の一途をたどっている?
と、ここまでのデータを見る限りでは、ラジオCMは下火であり、市場は縮小の一途をたどると結論付けてしまいがちです。しかし、30年という長い期間での統計を見てみれば・・・

※ガベージニュースより引用
ほぼ横ばいで推移していることが分かります。それに比べて、テレビ、新聞、雑誌は大きく変動をしています。ラジオは、衰退しつつある旧来のメディアと誤解されがちですが、実は「安定した堅実なメディア」なのです。
近年、ラジオの重要性が高まっている
改めて、ラジオの重要性を日本中に浸透させたのが、東日本大震災です。停電で、テレビやインターネットが使えなくなった中で、ラジオだけは稼働し、多くの被災者の支えとなったメディアでした。ラジオの特性である「地域密着」を活かし、被害状況や給水車の到着状況などを伝えることができ、多くの被災者にリアルタイムの情報を提供し続けました。
インターネットは、旧来のメディアをおびやかす存在といわれることが多いですが、「radiko.jp」「LISMO WAVE」といったネットラジオの登場により、メインの層の40代だけでなく、それよりも若い世代の20~30代、さらには海外の人にもアプローチすることが可能になりました。
ラジオに対し悲観的な見解を持つ方も多いですが、このような背景もあることから、今後はより身近なメディアとして存在し続ける可能性は決して低くはありません。
ラジオCMの広告料金は高いのか?安いのか?

前段で、ラジオが置かれている状態とその可能性についてお話ししました。では実際にラジオに広告出稿するとしたら、具体的にどのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。広告料金を調べてみました。
首都圏のラジオCMの広告料金
地方のラジオCMの広告料金
それぞれスポットCMで20秒とのこと。放送ゾーンで料金が変動するそうです。
続いて、新聞や雑誌の広告掲載費と比較してみましょう。
新聞の広告掲載費
雑誌の広告掲載費
比べてみれば一目瞭然。地方新聞でさえも、大きな一面広告をのせるには、200万円以上の費用がかかります。その点、ラジオは首都圏の局でも10万円のコストでCMを流すことができます。ラジオのリスナー層(40代)と合致する業種によっては、ラジオは非常にコストパフォーマンスの良い宣伝媒体といえるでしょう。
ラジオCMと親和性の高い業種を考察してみた

実際に、ラジオで広告を出そうとなった時に、どのような業種がラジオと親和性が高いのでしょうか。それは、以下の3つに集約されます。
一件あたりの受注単価が高い業種
地域に密着している業種
ネットで販売が完結しない業種、各種手続が必要な業種
いかがでしたでしょうか。
ラジオの宣伝媒体としての特徴を理解し、上手く自社の販促活動に活用してみてください。
<ライタープロフィール>

現状、ラジオ広告費のシェアはどのくらいなのでしょうか。2016年2月に電通がリリースした「2015年日本の広告費」によれば、ラジオ広告費は2005年から微減し始め、2005年に1744億円あったのが、2013年には1243億円にまで下がっているそうです。
参照:2015年 日本の広告費|電通
ラジオ広告費は減少の一途をたどっている?
と、ここまでのデータを見る限りでは、ラジオCMは下火であり、市場は縮小の一途をたどると結論付けてしまいがちです。しかし、30年という長い期間での統計を見てみれば・・・

※ガベージニュースより引用
ほぼ横ばいで推移していることが分かります。それに比べて、テレビ、新聞、雑誌は大きく変動をしています。ラジオは、衰退しつつある旧来のメディアと誤解されがちですが、実は「安定した堅実なメディア」なのです。
近年、ラジオの重要性が高まっている
改めて、ラジオの重要性を日本中に浸透させたのが、東日本大震災です。停電で、テレビやインターネットが使えなくなった中で、ラジオだけは稼働し、多くの被災者の支えとなったメディアでした。ラジオの特性である「地域密着」を活かし、被害状況や給水車の到着状況などを伝えることができ、多くの被災者にリアルタイムの情報を提供し続けました。
インターネットは、旧来のメディアをおびやかす存在といわれることが多いですが、「radiko.jp」「LISMO WAVE」といったネットラジオの登場により、メインの層の40代だけでなく、それよりも若い世代の20~30代、さらには海外の人にもアプローチすることが可能になりました。
ラジオに対し悲観的な見解を持つ方も多いですが、このような背景もあることから、今後はより身近なメディアとして存在し続ける可能性は決して低くはありません。
ラジオCMの広告料金は高いのか?安いのか?

前段で、ラジオが置かれている状態とその可能性についてお話ししました。では実際にラジオに広告出稿するとしたら、具体的にどのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。広告料金を調べてみました。
首都圏のラジオCMの広告料金
- ニッポン放送:68,000~
- FM横浜:32,000円~
- Jwave:70,000円~
地方のラジオCMの広告料金
- 山形放送:15,000円
- 栃木放送:12,000円~
- FM富士:15,000円
それぞれスポットCMで20秒とのこと。放送ゾーンで料金が変動するそうです。
続いて、新聞や雑誌の広告掲載費と比較してみましょう。
新聞の広告掲載費
- 朝日新聞:25万~3,900万円
- 読売新聞:21万~4,700万円
- 四國新聞(地方紙):2万~243万円
雑誌の広告掲載費
- non-no:85万円~555万円(発行部数:456,667部)
- an・an:95万円~2,000万円(発行部数:203,231部)
- BRUTUS:150万円~360万円(発行部数:89,200部)
比べてみれば一目瞭然。地方新聞でさえも、大きな一面広告をのせるには、200万円以上の費用がかかります。その点、ラジオは首都圏の局でも10万円のコストでCMを流すことができます。ラジオのリスナー層(40代)と合致する業種によっては、ラジオは非常にコストパフォーマンスの良い宣伝媒体といえるでしょう。
ラジオCMと親和性の高い業種を考察してみた

実際に、ラジオで広告を出そうとなった時に、どのような業種がラジオと親和性が高いのでしょうか。それは、以下の3つに集約されます。
一件あたりの受注単価が高い業種
- 住宅販売
- 住宅リフォーム
- カーディーラー、中古車販売、板金塗装
地域に密着している業種
- 病院
- 冠婚葬祭
- 造園業者
- 農園
- アミューズメント施設
ネットで販売が完結しない業種、各種手続が必要な業種
- 住宅販売
- 介護施設
- 各種損害保険
いかがでしたでしょうか。
ラジオの宣伝媒体としての特徴を理解し、上手く自社の販促活動に活用してみてください。
<ライタープロフィール>
担当ライター:ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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