販促レポート

2016/02/02 集客販促

今さら聞けないマーケティングの基本、マーケティングミックス4Pなど

販売力で結果が残せた頃に比べ、マーケティング施策がますます重要になってきました。ところで皆さん、マーケティングとは、そもそも何のことを指すのでしょう。本日は、今さら聞けないマーケティングの基本について解説いたします。

基本中の基本、マーケティングミックス4Pとは
今さら聞けないマーケティングの基本、マーケティングミックス4Pなど

スマホの普及で多くの情報が氾濫する世の中、それに伴い商品販売の仕組みや流通構造が大きく変わりました。マーケティングの定義には諸説あるようですが、近年では「売れる仕組みを創る」という考え方が通説となってきているようです。売れる仕組みを創る、そのために必要な要素であるマーケティングミックス4Pを一先ずご紹介していきます。

製品の戦略(Product)
マーケティングにおいて、製品そのものが優れていなければならないのは当然のことです。ターゲットとなる顧客のニーズを把握し、本当に欲しいと思ってもらえる製品を開発し続けることが重要なポイントとなり、またそれらの戦略の全般を指します。

価格の戦略(Price)
高い価格設定では消費者の購買意欲は低下しますし、かといって必要以上に安く売ってしまうだけでは企業の収益性はあがりません。競合する他社製品との相対的価格バランスや、自社内の経費(変動・固定)なども考慮し価格決定する戦略を指します。

流通の戦略(Place)
ディスカウントストアで売られる場合と百貨店で売られる場合では、同じ製品でも消費者に与える印象は大きく変わってきます。また、自社で販売するのか?外部組織で販売するのか?などといった流通チャネルの設定や管理構築の戦略を指します。

プロモーション戦略(Promotion)
顧客ニーズからその先にある本当の目的を把握し、「この商品で良かった」などの幸福体験を、いかにして伝えられるかが重要になってきました。そのための手法として用いる、「広告」「販売促進」「人的販売」「パブリシティ」「口コミ」を指します。


マーケティングの種類を知っておこう
今さら聞けないマーケティングの基本、マーケティングミックス4Pなど

会社の規模や市場の種類(個人向け・企業向けなど)によって、携わるべきマーケティングの種類は変わってきます。ではマーケティングには、どんな種類があるのでしょう。消費者と接触するコミュニケーションチャネル別にご紹介します。

マスマーケティング
テレビやラジオなど、「大量生産・大量販売・大量プロモーション」を前提とした、すべての消費者を対象に同じ方法で行うマーケティングのことをいいます。瞬く間に多くの認知を得るといったメリットの反面、高コストによる活用障壁があります。

ダイレクトマーケティング
顧客基盤となるデータ収集そのものを指すこともありますが、獲得したデータの分析から「直接的なアプローチ・継続的なコミュニケーション」を行うマーケティングのことをいいます。DMやカタログ販売だけでなく、マイレージ等のポイントシステムや試供品提供なども該当します。

WEBマーケティング
ブログ、ソーシャルサービス、ネット動画、WEBサイトなどのツールを使い行うマーケティングを指します。他のチャネルに比べ、うまくいけば「低コストで大きな成果」が得られることもありますが、より緻密な戦略が求められるだけでなく継続することで成果を得られます。


あなたのマーケティング施策の目的は何ですか
今さら聞けないマーケティングの基本、マーケティングミックス4Pなど
※大手企業ほど、何屋さんなのかがハッキリと明記された店舗の看板

マーケティング実践ツールとして、店舗看板、WEBサイト、カタログ、会社案内などが一般的です。ところで、あなたの会社の実践ツールは、販売促進・認知向上といった、マーケティングの本来の目的をきちんと果たしているでしょうか?中小規模の場合、販売促進と認知向上が混在していては、あまり良い結果が得られません。

店舗看板
ぱっと見て「何の商売か分からない看板」や「読めない看板」では、認知向上に時間がかかるし、販売促進には何の役にも立ちません。町を歩く時、世の中の看板をよく見てください。大手企業であればあるほど、きちんと「何屋さん」なのかがしっかりと明記されています。もっとも大手企業には、マーケティングの専門部署があったりするので当然といえば当然ですが、しかしそこから学ぶことはとても重要です。

WEBサイト
店舗看板と同じく、「何の商売か分からない」や「読めない」では意味がありません。あなたの会社のホームページは、サイトタイトルやメインメニューが英語になっていませんか?特に中小企業の場合、社長の主張が色濃く反映され、こだわりデザイン一辺倒になりがちです。格好良くてもクールでも構いませんが、誰からも理解して貰えなければ意味がありません。

カタログ
カタログは会社案内と違い、イメージ戦略や抽象的な表現は避け、商品の基本情報や商品の特性を前面に押し出した方が良いとされています。ネットショップもカタログの範疇となりますので、誤解を招くようなオーバーな表現や意味の通らない表記はできるだけ避けましょう。

会社案内
逆に会社案内はカタログと違い、販売促進の様相は極力抑え、企業の理念や概略、社会との関わりなどを説明するほうが良いとされています。ただし商品やサービスの種類が多くない場合、カタログと会社案内を併用するなど、臨機応変に対応しても良いとされています。


まとめ
なんとなく行ってきた販売戦略に、それぞれ重要な役割があることをお伝えしました。マーケティングミックス、マーケティング種類、マーケティング施策をうまく組み合わせ、あなたの会社の商品やサービスに合う戦略を検討してみてください。


<ライタープロフィール>
担当ライター:h.nakano
数あるノベルティグッズ取り扱いサービスの中から、ご訪問いただきありがとうございます。販促ノベルティ卸売りセンターを運営するサンソニック代表取締役社長です。商品企画開発とシステム&サーバ運用を担当、当サイトの「名入れ制作事例」ではエディタとして取材執筆するほか、素人ながらスチール撮影も何とかこなしております。
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