販促レポート：ビジネスマン必見！商談相手の心をグッと掴む語彙力の磨き方

販促レポート

2018/12/05　仕事術ハック

ビジネスマン必見！商談相手の心をグッと掴む語彙力の磨き方

日々、様々な人と出会うビジネスマンにとって語彙力はとても重要なスキルです。柔軟な理解だけでなく、分かりやすく物事を伝えられ、商談相手の心を掴むのも豊富な語彙があればこそです。本日は、語彙力をアップさせる方法を考察していきます。

語彙を増やすメリットとは？
ビジネスマン必見！商談相手の心をグッと掴む語彙力の磨き方

皆さんは、語彙（ごい）という言葉をご存知ですか。知らない方のために、改めて意味についておさらいします。三省堂「大辞林」によれば、語彙とは・・・

ある一つの言語体系で用いられる単語の総体。

だそうです。これだけだと難しくてなんだかよく分からないですが、噛み砕いて言えば、「使える言葉・知っている言葉の集まり・総数」で、つまり語彙が多いほど、伝え方の選択肢が広がります。

語彙力とビジネスは一見無関係なように思えますが、実はビジネスにおいて多くのメリットをもたらします。以下にそのメリットについてまとめてみました。

多角的に物事を理解できる
語彙力が高くなると、多角的に物事を理解できるようになります。特に、上手く説明できない人とのコミュニケーションにおいて、上手に主張を「すくい取る」ことは、ビジネス完結への最短ルートとなります。

分かりやすく説明できる
上記の裏返しとなりますが、多角的に物事を理解できれば、必然的に分かりやすい説明ができるようになります。結果的に、商談やプレゼンでも活躍できるようになり、ビジネスを昇華させる手段になり得ます。

コミュニケーションが円滑になる
少し重複しますが、理解力が高まるためコミュニケーションが円滑になります。正確に上司からの指示を受け取ること、部下へ的確に指示を出すことなど、あらゆる理解の行き違いを防ぐことが出来ます。

語彙力を上げることは、「博識になる」ということとはまた別です。
語彙は知識ではなく、あくまで伝え方や理解の方法のバリエーションを増やすことで、つまりコミュニケーション能力やプレゼン力につながる重要な要素であり、ビジネスマン全員が持つべき能力と言えます。

語彙力がない人によく見られる特徴
ビジネスマン必見！商談相手の心をグッと掴む語彙力の磨き方

語彙力があるかないかは、なかなか自身で判断できません。そこで、ここでは語彙力がない人によく見られる特徴についてまとめたので、ここを見て判断してみましょう。当てはまるものが多ければ要注意です。

知らない言葉を調べない
語彙力がない人の最大の特徴は、知らない言葉を聞いても、調べず放置してしまうことです。言葉の無知を問題と思っていないことも多く、この習慣だとたとえ新しい言葉に出会っても一向に語彙力は上がりません。

活字に触れる習慣がない
語彙力がない人は、本やネット記事など活字に触れる習慣がないケースが多いです。新しい言葉に出会う機会が少なければ、学習意欲もなかなか起きず、今まで使い慣れた言葉だけを使うようになってしまうでしょう。

説明するのが苦手／理解するのが苦手
難しい言葉が理解できず、相手の話を理解するのに時間がかかります。また、語彙力が高くないために表現方法が限られているため、自分の話も人に伝わりにくく、コミュニケーションの行き違いが多くなります。

商談相手の心をグッと掴む語彙力の磨き方
ビジネスマン必見！商談相手の心をグッと掴む語彙力の磨き方

では、どのようにすれば、語彙力をアップさせることができるのでしょうか？ここではできる人がやっている語彙力の磨き方についてプロセス順にご紹介します。

1.復習する
まず、知らない言葉に出会ったら「難しい」と拒絶反応を起こさずに、すぐに辞書で調べましょう。時間を置いてしまうと忘れてしまうので、絶対に「すぐに」調べましょう。さらに追加で「類語辞書」で違う言い方を調べるとベストです。

2.活字に触れる
新しい言葉を知るなら、まず活字に触れる習慣を身につけましょう。ネットニュースや新聞では、一般的に使われるビジネス用語が多く使われます。最初からニュースや新聞を読み続けられないという方は、小説にしましょう。小説は形容詞や比喩表現など、表現のパターンやバリエーションを学べます。

3.使用を制限する
新しい言葉を知ったら、日頃自分がどんな言葉を使っているか把握し、よく使う言葉を制限してみましょう。自覚できない場合は、録音するか、誰かに話しているところを聞いてもらって指摘してもらうのもありです。まず、自分の使っている言葉を知ることが大切です。

4.表現を変換する
例えば、「精密」という言葉を一つとっても、「精緻」「緻密」「精確」「寸分たがわず」のように様々な言い方に変換することができます。分からなければ、類義語で答え合わせをします。これを繰り返すと、自然と自分の言葉として使えるようになるので、おすすめです。

5.積極的に実践する
最後は、アウトプット。まだ話し言葉としてアウトプットする自信がない方は、議事録がおすすめ。議事録がおすすめの理由は、相手に簡潔に分かりやすく内容を伝える必要のある資料だからです。相手にどうすれば伝わるか？という視点で文章を書くことが、最も語彙力を鍛えるアウトプットに適しています。

語彙力を上げることは、決して博識になることではありません。相手とのコミュニケーションを円滑にする、自分の伝えたいことをより伝わるようにする、ビジネスに欠かせないスキルの一つです。ぜひ、本日のコラムを参考にしてみてください。

＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
WordPressサイト制作／Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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