販促レポート
2018/11/08 集客販促
ネット集客の先に訪れる原点回帰。リファラルマーケティングとは?
かつて新鮮だったネット集客も今や当たり前の手法、効果も頭打ちに。情報が氾濫し選べない時代だからこそ、友人知人による旧来の「口コミ」を使った集客の重要性が増しつつあります。本日はリファラルマーケティングの考察です。
ネット集客も「コモディティ化」へ

今や当たり前となったネット集客。
かつて、リスティング広告やSEO対策など、事業者間に生じる「ITリテラシー」や「ノウハウ」の差こそが、集客成功の分かれ目でした。
しかし事業者全体のITリテラシーが向上した現在では、以前のように「ネット広告の配信」「記事コンテンツの更新」だけでは、効果も頭打ちと聞きます。ネット集客にも、いわゆるコモディティ化(一般化)が始まってきました。
ITリテラシーが高くなったのは事業者だけでなくユーザーも同様です。例えば、株式会社イーライフが実施した調査では
と、以前はブランディングや認知拡大に繋がると考えられていたネット広告さえも、現在では「不快なもの」と認知され、むしろネガティブなイメージがついてしまう一面もあるようです。
こういった風潮から、ネットや看板やチラシを含めた媒体による広告依存でなく、「リアルな知り合いや友人におススメされる」ことを目指す原点回帰こそが、今後の情報社会を生き抜く一つの突破口になるかもしれません。ネット集客の先に訪れる原点回帰、リファラルマーケティングを学んでいきましょう。
そう言えば、、、その昔ネットがない頃、雑誌やテレビのほか、知り合いや友人によるおススメが情報収集の全てでした。おススメする方もリアルゆえ、ある程度の責任を持って推薦するのが普通だったと思います。時代は巡ると言いますが、まさにその節目のような時代を迎えています。
リファラルマーケティングのメリット

では具体的に、リアルな知り合いや友人におススメされる「リファラル」を活用したマーケティングには、どのようなメリットがあるのでしょうか?それは以下の3つになります。
価格競争に巻き込まれない
インターネットには情報が多すぎて、最終的な決め手が「価格の安さ」になりがちです。しかし、リファラル(口コミ)なら、「〇〇からの紹介なら間違いない」というお墨付きを得られるため、価格競争に巻き込まれにくくなります。結果、消耗せずに健全な事業活動を行えます。
ネットのアルゴリズムに左右されない
リスティング広告、SEO対策など、ネット広告には全てアルゴリズム(仕組み)が存在します。アルゴリズムが変われば、集客効果や売上に大きな影響を及ぼすのは必然です。しかし、リファラル(口コミ)で繋がる独自の経済圏は、このアルゴリズムに一喜一憂する必要がありません。
広告宣伝費を抑えられる
ネット広告やチラシ広告の場合は、新規客を獲得するために相当の広告費用を投下しなければなりません。しかし、リファラル(口コミ)の場合は、既に利用した顧客自身が、自然とサービスや商品の「魅力」や「良さ」を伝えてくれるため、宣伝コストを大幅に抑えることができます。
リファラルマーケティングと親和性の高い職業

最後に、リアルな知り合いや友人によっておススメされる「リファラルマーケティング」と、特に親和性が高い職業を検討してみます。当てはまる方は、ぜひ参考にしてみてください。
金融関係の仕事(保険/損保/FP等)
保険や相続、損保といった金融商品は、10年や20年といった長期商品も多く、長い付き合いになるのが必然です。見知らぬ人よりは、信頼のおける人に頼みたいという心理が働くため、リファラル(口コミ)との親和性は抜群です。
士業の仕事(弁護士/税理士等)
相談内容が「離婚や裁判」「決算」など、あまり他人に知られたくない相談が中心ということもあり、金融関係同様、できれば信頼のある人にお願いしたいという心理が働き、リアルな知り合いや友人による紹介が断然優先されます。
飲食店、サロン
リファラルマーケティング=飲食店、というくらい抜群の親和性。かつてこの分野は「口コミサイト」の独断場。しかし優先される商業主義が消費者の信頼を失いつつあるよう。逆を言うならリアルなリファラルは大チャンスです。
個人向けサービス(トレーナー/工務店/エステ等)
オーダーメイド商品を扱っている場合、特に、リアルな知り合いや友人によるリファラル(口コミ)は有効です。どれだけ希望に沿ってくれるか?親身なのか?という部分は、実際に購入した「生の声」が判断基準に最適だからです。
冠婚葬祭のお仕事(葬儀/結婚等)
滅多に使わないものの、いずれ訪れるのがこの分野。ある程度ネットを頼らざるを得ませんが、事業者の宣伝ばかりではサービスの本質は見抜けません。町内会や地域サークルなど、リアルな知り合いや友人による紹介に軍配ありです。
いかがでしたか?
リアルな知り合いや友人による、リファラルマーケティングを上手く活用すれば、価格競争に巻き込まれず、正当な価格で商品やサービスを提供できるだけでなく、口コミが増えることによって競合と比較されない「独自化」すらも実現できそうです。
<ライタープロフィール>

今や当たり前となったネット集客。
かつて、リスティング広告やSEO対策など、事業者間に生じる「ITリテラシー」や「ノウハウ」の差こそが、集客成功の分かれ目でした。
しかし事業者全体のITリテラシーが向上した現在では、以前のように「ネット広告の配信」「記事コンテンツの更新」だけでは、効果も頭打ちと聞きます。ネット集客にも、いわゆるコモディティ化(一般化)が始まってきました。
ITリテラシーが高くなったのは事業者だけでなくユーザーも同様です。例えば、株式会社イーライフが実施した調査では
ネットに出てくる広告に不快感を感じたことがあると答えた人が「75.1%」
また「不快に思った広告の商品・サービスに対する印象」では、広告に出てくる商品を購入・利用したくないと回答した人が「75.5%」
参照:GDPRによる消費者意識の変化とデジタルマーケティングの展望(2018.05)
と、以前はブランディングや認知拡大に繋がると考えられていたネット広告さえも、現在では「不快なもの」と認知され、むしろネガティブなイメージがついてしまう一面もあるようです。
こういった風潮から、ネットや看板やチラシを含めた媒体による広告依存でなく、「リアルな知り合いや友人におススメされる」ことを目指す原点回帰こそが、今後の情報社会を生き抜く一つの突破口になるかもしれません。ネット集客の先に訪れる原点回帰、リファラルマーケティングを学んでいきましょう。
そう言えば、、、その昔ネットがない頃、雑誌やテレビのほか、知り合いや友人によるおススメが情報収集の全てでした。おススメする方もリアルゆえ、ある程度の責任を持って推薦するのが普通だったと思います。時代は巡ると言いますが、まさにその節目のような時代を迎えています。
リファラルマーケティングのメリット

では具体的に、リアルな知り合いや友人におススメされる「リファラル」を活用したマーケティングには、どのようなメリットがあるのでしょうか?それは以下の3つになります。
価格競争に巻き込まれない
インターネットには情報が多すぎて、最終的な決め手が「価格の安さ」になりがちです。しかし、リファラル(口コミ)なら、「〇〇からの紹介なら間違いない」というお墨付きを得られるため、価格競争に巻き込まれにくくなります。結果、消耗せずに健全な事業活動を行えます。
ネットのアルゴリズムに左右されない
リスティング広告、SEO対策など、ネット広告には全てアルゴリズム(仕組み)が存在します。アルゴリズムが変われば、集客効果や売上に大きな影響を及ぼすのは必然です。しかし、リファラル(口コミ)で繋がる独自の経済圏は、このアルゴリズムに一喜一憂する必要がありません。
広告宣伝費を抑えられる
ネット広告やチラシ広告の場合は、新規客を獲得するために相当の広告費用を投下しなければなりません。しかし、リファラル(口コミ)の場合は、既に利用した顧客自身が、自然とサービスや商品の「魅力」や「良さ」を伝えてくれるため、宣伝コストを大幅に抑えることができます。
リファラルマーケティングと親和性の高い職業

最後に、リアルな知り合いや友人によっておススメされる「リファラルマーケティング」と、特に親和性が高い職業を検討してみます。当てはまる方は、ぜひ参考にしてみてください。
金融関係の仕事(保険/損保/FP等)
保険や相続、損保といった金融商品は、10年や20年といった長期商品も多く、長い付き合いになるのが必然です。見知らぬ人よりは、信頼のおける人に頼みたいという心理が働くため、リファラル(口コミ)との親和性は抜群です。
士業の仕事(弁護士/税理士等)
相談内容が「離婚や裁判」「決算」など、あまり他人に知られたくない相談が中心ということもあり、金融関係同様、できれば信頼のある人にお願いしたいという心理が働き、リアルな知り合いや友人による紹介が断然優先されます。
飲食店、サロン
リファラルマーケティング=飲食店、というくらい抜群の親和性。かつてこの分野は「口コミサイト」の独断場。しかし優先される商業主義が消費者の信頼を失いつつあるよう。逆を言うならリアルなリファラルは大チャンスです。
個人向けサービス(トレーナー/工務店/エステ等)
オーダーメイド商品を扱っている場合、特に、リアルな知り合いや友人によるリファラル(口コミ)は有効です。どれだけ希望に沿ってくれるか?親身なのか?という部分は、実際に購入した「生の声」が判断基準に最適だからです。
冠婚葬祭のお仕事(葬儀/結婚等)
滅多に使わないものの、いずれ訪れるのがこの分野。ある程度ネットを頼らざるを得ませんが、事業者の宣伝ばかりではサービスの本質は見抜けません。町内会や地域サークルなど、リアルな知り合いや友人による紹介に軍配ありです。
いかがでしたか?
リアルな知り合いや友人による、リファラルマーケティングを上手く活用すれば、価格競争に巻き込まれず、正当な価格で商品やサービスを提供できるだけでなく、口コミが増えることによって競合と比較されない「独自化」すらも実現できそうです。
<ライタープロフィール>
担当ライター:ryusuke
WordPressサイト制作/Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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