販促レポート
2018/06/07 集客販促
スマートスピーカーで「音声検索」が主流に!SEOはどう変わる?
スマートスピーカーの「Google Home」と「Amazon Echo」が発売され、いよいよ「音声検索」普及の兆しが見え始めています。2020年には、音声検索の世界シェアが50%を超えると言われるなか、SEO対策はどのように変わるのでしょう?
音声認識技術の世界的な動向

アメリカでの音声検索利用率は約20%
2017年、ついに日本国内でもGoogleの「Google Home」とAmazonの「Amazon Echo」、2つのスマートスピーカーが発売されました。アクセンチュア株式会社の「2018デジタル消費者調査」によれば、日本国内でのスマートスピーカー普及率はわずか8%とのことで、販売開始から半年ということもあり、一般家庭への本格的な普及はもう少し先になりそうです。
一方で海外に目を向けてみると、最も音声検索が普及しているのは米国なんだそう。マーケティングの今後を左右する4つのトレンドでは、2016年5月時点で米国全体の検索行動のうち、約20%が音声で行われていることが明らかになっています。
米国で普及した背景として「車移動が多い」という地理的要因が大きく関係しており、世界9市場の検索利用実態を調査した著名なマーケティングレポートでも、「ユーザーの65%が運転中に音声技術を利用している」というデータが示されています。
日本でも「スマートスピーカー」を皮切りに普及の兆し
KDDIが昨年10月に実施した日本人の音声操作に対する意識調査2017によると、日本人の約7割が「公共の場での音声検索は恥ずかしい」と回答し、恥ずかしさが利用拡大を妨げているようです。
ただし、自宅や車内など密閉された空間での利用がメインとなるスマートスピーカーの登場によって、「恥ずかしさ」という障害がなくなり、音声検索を利用する人は今後増えると考えられています。音声検索が徐々に根付いていけば、公共の場でも利用する人が増えるかもしれません。
いずれにしても、今後は、スマートスピーカー、IoT(モノのインターネット)などが普及し、世界的に音声検索のシェアが増えることは間違いないところ。今のうちから、音声検索への最適化を考えておく必要がありそうです。
音声検索によって何が変わる?

音声検索が浸透することで、私たちの生活やビジネスシーンでは、一体何がどう変わるのでしょう?ポイントをまとめてみました。
お料理など「ながら検索」が増える
文字入力する場合、スマホなどデバイス画面を見ていないといけません。しかし音声検索であれば、離れていても大丈夫。料理をしながらの活用、運転中やTVを見ている時など、検索にかかりっきりになる必要がないので「ながら検索」が増えていきます。
検索回数/検索キーワードの増加する
文字入力よりも「発音」の方がより手軽で簡単なため、間違いなく検索回数が増えます。また検索作業そのものが会話形式なため、検索キーワードのバリュエーションはより多彩になります。ニッチなキーワードやスラングの対策が必須になりそうです。
検索結果がさらにパーソナライズ化される
スマートスピーカーやIoTを使うには、GoogleやAmazonのアカウントとの連携が必須になります。そのためアカウントへログインしている時間が長くなり、AI技術の進歩に併せ検索結果がパーソナライズ化(個々人に最適化)される割合が確実に増えます。
音声検索の最適化に重要なポイント5つ

音声検索が益々普及していくことを踏まえ、企業のホームページやWEBサービスでは、どんなSEO対策が重要になると思われますか?5つのポイントをご紹介します。
1.ニッチなキーワードを狙う
検索する質問パターンが、より多様化します。通常の検索の場合「海鮮 パスタ レシピ」のように単語の羅列ですが、音声検索の場合「新鮮な魚介を使った人気パスタの作り方」と、より具体的になるためワードもニッチな傾向になります。
2.シンプルで読みやすい言葉を使う
話し言葉は文字と比べ、より平易でシンプルになる傾向にあります。難解で専門的で複雑なコンテンツは、音声検索でヒットしにくくなります。そのため、コンテンツはできる限り、中学生や高校生でも分かるくらいの平易さを心がけが大切です。
3.https化/スマホ化対応する
Google Homeが回答したキーワード1万件を元に行ったBacklinko(バックリンコ)の調査によると、検索結果の約70%がhttps化されているページという結果が出ています。一般の検索結果だけでなく、音声検索においてもhttps化は必須のようです。
4.地域名をキーワードに設定する
音声検索は移動中に利用されることが多く、例えば「現在地付近のカフェ」「渋谷にある居酒屋」「梅田で予約不要の美容室」など、場所を特定して検索されます。そのため、ページ内(特にページタイトル)に地域名を入れておくことが重要です。
5.Q&Aコンテンツを充実させる
音声検索では、対話式のキーワードが多くなります。その質問に対し、適切に回答を返すことができるのがQ&Aコンテンツです。ページ内にFAQページを作成することで、離脱率や直帰率を下げることができ、結果的に、音声検索でヒットしやすくなります。
いかがでしたか?
まだまだ先の未来の話のように思えますが、「ロボット」「AI」などに関する報道が増えるなか、音声検索が当たり前になる時代はすぐそこまで来ているかもしれません。本コラムで紹介したポイントを参考に、少しづつ実践していきましょう。
<ライタープロフィール>

アメリカでの音声検索利用率は約20%
2017年、ついに日本国内でもGoogleの「Google Home」とAmazonの「Amazon Echo」、2つのスマートスピーカーが発売されました。アクセンチュア株式会社の「2018デジタル消費者調査」によれば、日本国内でのスマートスピーカー普及率はわずか8%とのことで、販売開始から半年ということもあり、一般家庭への本格的な普及はもう少し先になりそうです。
一方で海外に目を向けてみると、最も音声検索が普及しているのは米国なんだそう。マーケティングの今後を左右する4つのトレンドでは、2016年5月時点で米国全体の検索行動のうち、約20%が音声で行われていることが明らかになっています。
米国で普及した背景として「車移動が多い」という地理的要因が大きく関係しており、世界9市場の検索利用実態を調査した著名なマーケティングレポートでも、「ユーザーの65%が運転中に音声技術を利用している」というデータが示されています。
日本でも「スマートスピーカー」を皮切りに普及の兆し
KDDIが昨年10月に実施した日本人の音声操作に対する意識調査2017によると、日本人の約7割が「公共の場での音声検索は恥ずかしい」と回答し、恥ずかしさが利用拡大を妨げているようです。
ただし、自宅や車内など密閉された空間での利用がメインとなるスマートスピーカーの登場によって、「恥ずかしさ」という障害がなくなり、音声検索を利用する人は今後増えると考えられています。音声検索が徐々に根付いていけば、公共の場でも利用する人が増えるかもしれません。
いずれにしても、今後は、スマートスピーカー、IoT(モノのインターネット)などが普及し、世界的に音声検索のシェアが増えることは間違いないところ。今のうちから、音声検索への最適化を考えておく必要がありそうです。
音声検索によって何が変わる?

音声検索が浸透することで、私たちの生活やビジネスシーンでは、一体何がどう変わるのでしょう?ポイントをまとめてみました。
お料理など「ながら検索」が増える
文字入力する場合、スマホなどデバイス画面を見ていないといけません。しかし音声検索であれば、離れていても大丈夫。料理をしながらの活用、運転中やTVを見ている時など、検索にかかりっきりになる必要がないので「ながら検索」が増えていきます。
検索回数/検索キーワードの増加する
文字入力よりも「発音」の方がより手軽で簡単なため、間違いなく検索回数が増えます。また検索作業そのものが会話形式なため、検索キーワードのバリュエーションはより多彩になります。ニッチなキーワードやスラングの対策が必須になりそうです。
検索結果がさらにパーソナライズ化される
スマートスピーカーやIoTを使うには、GoogleやAmazonのアカウントとの連携が必須になります。そのためアカウントへログインしている時間が長くなり、AI技術の進歩に併せ検索結果がパーソナライズ化(個々人に最適化)される割合が確実に増えます。
音声検索の最適化に重要なポイント5つ

音声検索が益々普及していくことを踏まえ、企業のホームページやWEBサービスでは、どんなSEO対策が重要になると思われますか?5つのポイントをご紹介します。
1.ニッチなキーワードを狙う
検索する質問パターンが、より多様化します。通常の検索の場合「海鮮 パスタ レシピ」のように単語の羅列ですが、音声検索の場合「新鮮な魚介を使った人気パスタの作り方」と、より具体的になるためワードもニッチな傾向になります。
2.シンプルで読みやすい言葉を使う
話し言葉は文字と比べ、より平易でシンプルになる傾向にあります。難解で専門的で複雑なコンテンツは、音声検索でヒットしにくくなります。そのため、コンテンツはできる限り、中学生や高校生でも分かるくらいの平易さを心がけが大切です。
3.https化/スマホ化対応する
Google Homeが回答したキーワード1万件を元に行ったBacklinko(バックリンコ)の調査によると、検索結果の約70%がhttps化されているページという結果が出ています。一般の検索結果だけでなく、音声検索においてもhttps化は必須のようです。
4.地域名をキーワードに設定する
音声検索は移動中に利用されることが多く、例えば「現在地付近のカフェ」「渋谷にある居酒屋」「梅田で予約不要の美容室」など、場所を特定して検索されます。そのため、ページ内(特にページタイトル)に地域名を入れておくことが重要です。
5.Q&Aコンテンツを充実させる
音声検索では、対話式のキーワードが多くなります。その質問に対し、適切に回答を返すことができるのがQ&Aコンテンツです。ページ内にFAQページを作成することで、離脱率や直帰率を下げることができ、結果的に、音声検索でヒットしやすくなります。
いかがでしたか?
まだまだ先の未来の話のように思えますが、「ロボット」「AI」などに関する報道が増えるなか、音声検索が当たり前になる時代はすぐそこまで来ているかもしれません。本コラムで紹介したポイントを参考に、少しづつ実践していきましょう。
<ライタープロフィール>
担当ライター:ryusuke
WordPressサイト制作/Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
公式ブログ
公式フェイスブック
販促レポートは、特集記事や販売促進コラム、オフィスでの問題解決など、皆さんのビジネスに少しでも役立つ情報をお届け。編集長の弊社代表と様々な分野で活躍する若手ライター陣によって、2008年より地道に運営されております。
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