販促レポート：繁盛のカギは女性客！飲食店が女性支持を得るためすべきこと 【販促ノベルティ卸売りセンター】

飲食店の繁盛には、女性客からの支持が必要不可欠です。とりわけ若い女性によるSNS拡散力は絶大で、時にはテレビ等のメディアに注目される起点になることも。本日は、女性客に支持されるために、飲食店がすべきことをご紹介。

女性の「口コミ」は話題を作る


飲食店が営業を続けていくうえで、もっとも大切な集客活動。
ジャンルや規模にかかわらず、どの飲食店も頭を悩ます部分です。そんな集客において、避けて通れないのが「女性からの支持をどう得るか？」という課題です。女性は男性よりも消費機会が多く、トレンドにも敏感で、そして何より「口コミ」が大好きな傾向にあります。

SNSの登場で、さらに強力な伝播効果を持つようになりました。最近、利用者数の勢いが伸びている「インスタグラム」では、

10～40代において女性の利用比率が男性を上回っており、10代が男性35%で女性が65%、20代が男性36%で女性が64%と、若い世代ほど女性の方が高い傾向にあります。
参照：ソーシャルメディア最新動向

また、テスティーが10代～30代の女性924人に行った調査によれば

インスタグラムに写真を投稿する割合が全世代で平均30%程度、
24時間限定で動画配信できる「ストーリーズ」の投稿は、10代で49.1%、20代で40.5%、30代で21.2%と、若い女性になるほど、「ストーリーズ」に投稿する割合が多いことがみてとれます。
参照：ミレニアル世代女性の動画視聴に関する調査

実際に最近のテレビ番組でも、「若い女性がSNSで話題にした飲食店」を特集する機会が増えています。「テレビ→SNS」でなく、「SNS→テレビ」という流れで情報が取り上げられるようになったのは珍しい事ではありません。

SNSに多く投稿されるほど、「注目される」という流れは、もはや揺るがぬ事実です。いかにして「その層のファン」を獲得できるかが繁盛のカギになるでしょう。


女性客がリピーターになると、どんなメリットがある？


女性客がリピーターになると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか？それは、以下の3つになります。

SNSや口コミで認知度が上がる
いつの時代も女性の口コミは強大ですが、現代はそれがSNSというツールに置き換わり、さらに拡散力が上がりました。特に若い女性の支持を得られるほど、SNSでの書き込みが増え、テレビなどのメディアに取り上げられやすくなります。

複数人数、団体での利用が増える
男性と比べると、女性は一人でお店に行くことが少ない傾向にあります。特に気に入ったお店には、家族や友達、同僚などを連れて来店することが多いためです。したがって、女子会やママ会など、子連れや団体での利用も増えていきます。

アイドルタイムでの来店が増える
特に子育て中の女性、妊娠中の女性などは、旦那さんが帰る前に、子供を保育園や幼稚園に迎えに行く前に来店するため、少し早い15時～16時頃に来店する傾向が多くなります。結果として、一日を通しての空き時間がグッと減ります。


飲食店が女性支持を得るためすべきこと


では、女性客に支持されるためにはどのようなポイントが重要になるのでしょうか？5つのポイントを考察してみましたのでご紹介します。

1.清潔さを保つ
女性が最もシビアにチェックするのが清潔さです。特に、キッチン周りとトイレが汚いとアウトです。その他、食器の塗装が剥げていないか、床やテーブルはベタベタしていないか？など、細部に至るまでチェックしましょう。また、その他、見落としがちなスタッフの服装、髪型なども注意です。

2.雰囲気を大切にする
雰囲気が良い＝かわいい・オシャレではありません。かわいい・オシャレは時代によって変わるからです。大切なことは、コンセプトが明確でテーマが統一されていることです。内装、外装だけでなく、スタッフの服装・接客態度なども徹底して統一しましょう。

3.細かい部分に気を遣う
女性は結果よりもプロセスを重視する傾向にあります。食べ物の味よりも、接客や細かい気配りを気にします。例えば、荷物置きを用意する、ひざかけを置いておく、トイレにあぶらとり紙やマウスウォッシュを置くなど、女性特有の「困ったポイント」を押さえておくと、支持を得やすくなります。

4.安心感の演出
女性は、安心感があるところを好む場合が多いです。女性のお客さんは他にいるか？子連れでも入って大丈夫な雰囲気か？中が見えるようにガラス張りにする、店外に「子連れOK」「女性向けメニュー」といった看板を出すことで安心感の演出が簡単にできます。

5.できれば完全禁煙店を目指す
飲食店にとって大きな決断がこのテーマ。端から「女性客など眼中なし」というなら検討不要ですが、女性（特に若い世代）の低い喫煙率を考えるなら、できるだけ「分煙」でなく「完全禁煙店」を目指すべきでしょう。タバコは、若い女性層を遠ざける最大要因です。


いかがでしたか？
現状、女性客が少ないならば、それは女性客のニーズを上手く汲み取れていない可能性があります。どんなサービスがあると女性に喜ばれるか？何があれば女性が来店しやすくなるか？女性目線で、女性の立場で考えてみましょう。ぜひ、本日のコラムが参考になれば幸いです。

担当ライター：ryusuke
WordPressサイト制作／Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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