販促レポート：売上を最大化する魔法のテク！セールスライティング｜基本編 【販促ノベルティ卸売りセンター】

Webを活用した集客や販売に欠かせないテクニックがセールスライティング。文章はセンス！と思われがちですが、やり方やコツ次第で誰でもすぐに上手くなれます。売上を最大化する魔法のテク、本日は基本編。

セールスライティングとは？


セールスライティングとは、商品やサービスの「販売」「申込み」を目的としたライティングです。よくコピーライティングと混同されますが、コピーライティングは商品やサービスのイメージをアップさせるライティングで似て非なるものです。

セールスライティング例：

いつか仕事をやめたいと思っているあなたへ朗報です

コピーライティング例：

インテル、入ってる

セールスライティングには、読み手を「買いたい（申し込みたい）気持ちにさせる」という明確な目的意識があります。また、多くの方はランディングページ（1ページの長いサイト）で使用されるテクニックと考える方が多いですが、

• ホームページ
• メールマガジン
• ダイレクトメール
• SNSの文章

など、あらゆる場面で使える汎用性のある技術です。

売り込むというと、「押し売り」のように感じてしまう人がいるかもしれませんが、これは友人知人におススメする「口コミ」と要領は同じと思ってもらって問題ありません。

• あの近所のパン屋さんの食パンがふわふわで美味しい！今度食べてみて！
• 最近使ってるこのハンドクリーム、手がしっとりする、おすすめだよ

というように、普段から誰もが無意識にしていることを、Webの文章に落とし込むだけであって、実は意外とシンプルです。一つ違うのは、関係性ゼロの顔が見えない読み手に対してこれを実践するというところです。

そのため、わずか数行の文章で、読み手と関係性を構築し、対話のようなイメージが出来る「明確な表現力」や、引き付ける「ライティング力」を意識しなければなりません。


セールスライティングの何がすごい？


セールスライティングがうまくできるようになると、他のライティングとは違った効果を得ることができます。どんな点が優れているのか検証してみました。

売上を最大化できる
一般的なWebライティングは、ハウツーやノウハウを「分かりやすく伝える」ことが大切ですが、セールスライティングは「買ってもらう」事を目的としています。ターゲットに明確に刺さりさえすれば、たとえアクセスが少なくても、売上数を最大化させることが可能です。

効果測定がしやすい
セールスライティングは、基本的に「売る（申し込みさせる）」という明確な1つのゴールに対して行われるため、結果は「売れた」か「売れなかった」かの2つしかありません。なぜ売れたのか、文章のどの部分が悪かったのか、一つ一つ効果検証をすることができます。

すぐに実行できる
基本さえ押さえれば、誰でも直ぐに実行にうつせます。特に販売用ホームページでは、「お問い合わせはコチラ」とするよりも「不眠に悩むあなたに安らぎを！驚きの解決法はコチラ」の方がより具体的。このような施策が費用もかけず「簡単」に取り入れられます。


セールスライティングの基本ポイント


最後に、セールスライティングに大切な基本ポイントを5つご紹介します。どれも、本当に初歩的で当たり前のことですが、これを忠実に守ることで、効果の出るセールスライティングにすることができます。

顧客心理を理解する
有名なマーケターであるマイケル・マスターソンは、「強制しない、誘惑する」「頭より先に心を売る」「購買を正当化する」という販売の3大原則を理解することが大切であると述べています。セールスライティングとは売る技術、まずは買い手の気持ちに立つところからスタートしましょう。

1人にターゲットを絞る
これは、ホームページでも同じことが言えますが、ことセールスライティングではターゲットは1人単位まで明確にしましょう。年齢、性別はもちろん、出身地、性格、年収、家族構成など、あたかも知人であるかのごとくターゲットをクリアに形作っていきます。

1つのメッセージを訴求する
メッセージは一つに絞りましょう。伝えたいメッセージをたくさん盛り込みたくなる気持ちはわかりますが、選択肢が多いと読み手は混乱し、肝心の行動につながりません。目的は伝えることではなく「行動を起こしてもらうこと」です。行動に沿った明確なメッセージを盛り込みましょう。

メリットを明示する
読み手が行動をするには、それ相応の理由が必要です。顧客心理の一つ、「購買を正当化」させるにはメリットの提示が効果的です。「毎日たった数分聞くだけでネイティブスピーカーと英会話ができる」など、申し込みや購入した後のイメージが具体的に想起できるようなメリットだとなおよしです。

ゴールを明確にする
読み手にどんな行動を起こしてもらいたいかを明記しましょう。これが伝わらなければ、読み手は行動を起こさずに離脱してしまいます。サンプル請求なのか、メルマガ申込みなのか、それとも商品購入なのか、ここもターゲットやメッセージと一緒で1つに絞るのが原則です。


いかがでしたか？
セールスライティング技術を応用すれば、今あるホームページ、メールマガジンからの集客や売上もアップさせることが可能になります。今回は、セールスライティングの「基本編」でした。次回は「実践編」ということで、具体例やセールスライティングの書き方など、もう少し踏み込んだ内容をお届けしたいと思います。

担当ライター：俵谷龍佑
WordPressサイト制作／Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
公式ブログ
公式フェイスブック

販促レポートは、特集記事や販売促進コラム、オフィスでの問題解決など、皆さんのビジネスに少しでも役立つ情報をお届け。編集長の弊社代表と様々な分野で活躍する若手ライター陣によって、2008年より地道に運営されております。