販促レポート：販促に集客に！ノベルティとしての「うちわ」の可能性を探る

販促レポート

2019/07/03　ノベルティ雑学

販促に集客に！ノベルティとしての「うちわ」の可能性を探る

夏といえば「花火」に「ビール」に「かき氷」。そんなワードを思い浮かべる方が多いと思います。一方で「うちわ」を真っ先に思い浮かべたあなたは、有能な販促マンかもしれません。本日のコラムでは「うちわ」が持つ集客販促の可能性を探っていきます。

豆知識「うちわ」の起源
販促に集客に！ノベルティとしての「うちわ」の可能性を探る

皆さんは「うちわ」の起源をご存知でしょうか。
うちわは、紀元前3世紀頃に中国から始まり古墳時代頃に渡来したそうです。
奈良時代の頃には、主に貴族の間で流行し、今のように「あおぐ」という用途ではなく、日差しを遮るなど、身分の高い人が自分の顔を隠すために使っていたと言われてます。

平安時代の頃は「扇子」が広く使われ一時下火になった「うちわ」ですが、戦国時代に「軍配うちわ」として使われる機会が増えたそうです。現代相撲で行司が使う軍配は、その名残りとのことです。

江戸時代以降は、役者絵や美人画などが描かれた「うちわ」が登場し、庶民の間に娯楽として楽しむ文化が根付きました。人気役者の演劇舞台の「集客販促」として「うちわ」が配られ、現在のノベルティの原型として確立されていたというから驚きです。

どうして「うちわ」が喜ばれるのか？
販促に集客に！ノベルティとしての「うちわ」の可能性を探る

どうして「うちわ」は喜ばれるのでしょうか？具体的に、その要因を検証してみます。

実用的だから
うちわは昔から今現在に至るまで、夏を涼むアイテムとして多くの人が愛用しています。一度もらえば壊れない限り、毎日毎日、繰り返し使い続けることができます。

属性を問わないから
シンプルに暑さをしのげるアイテムなため、性別、年齢、地域を問わず広く喜ばれます。会社や商品のPRが入ったノベルティでも敬遠されず受け取ってもらえます。

風情があるから
スイカとうちわ、縁側とうちわ、花火とうちわなど、様々なシーンで夏ならではの風情を感じることができます。訪日外国人には日本の伝統文化としてさらに喜ばれます。

記念だから
スポーツ観戦に行った記念に、コンサートや音楽フェスに行った記念に、涼むためだけでなく、思い出の品として「価値ある記念品」に置き換えられコレクションされます。

広告媒体としての「うちわ」を考えてみる
販促に集客に！ノベルティとしての「うちわ」の可能性を探る

企業がノベルティとして「うちわ」を配る場合、どのような販促効果が得られるのでしょう。具体的なメリットを検証してみます。

受け取ってもらいやすい
ポケットティッシュやボールペンと比べると圧倒的に受け取ってもらえる確率が高いです。配り方、うちわのデザインにこだわれば、期待以上の販促効果を出すことができます。

安価で簡単に作れる
時計やタンブラーなど通常ノベルティに比べ、圧倒的に安価で制作ができます。うちわは大体、安いもので1つ40円ほど、高くても1つ100円ほどで、しかも簡単に制作できます。

幅広い用途に活用できる
イベント会場マップ、飲食店営業カレンダー、クーポンチケットなど、幅広い用途に活用できます。塗り絵スペースを作るなど、お子様も楽しめる販促ツールとして活用できます。

応用が利く
例えば、うちわに「クーポン」や「QRコード」などをつけSNSのキャンペーンと連動させることで、受け取った人だけでなく周辺の人へも販促の波及効果を生むことができます。

繰り返し使われる
何度も使うことができます。使われるほど、多くの人の目に触れられ、販促効果が高まります。繰り返し使いたくなるようにデザインの工夫で、さらに露出効果を高められます。

うちわは、実用的で保管率も非常に高く、ノベルティとしての可能性を秘めているアイテムです。ターゲットに沿ったうちわを制作で、期待以上の販促効果を得られることも。夏本番に向け、ノベルティとしての「うちわ制作」はいかがでしょう。

担当ライター：h.nakano
ノベルティグッズの専門家、販促ノベルティ卸売りセンターを運営するサンソニックの社長です。数あるノベルティグッズお取り扱いサービスの中から、ご訪問いただきありがとうございます。マーケティングや集客を見据えた、ノベルティ用素材商品の開発を主に担当。名入れ制作事例ではエディタとして取材執筆するほか、素人ながらスチール撮影も何とかこなしております。

販促レポートは、特集記事や販売促進コラム、オフィスでの問題解決など、皆さんのビジネスに少しでも役立つ情報をお届け。編集長の弊社代表と様々な分野で活躍する若手ライター陣によって、2008年より地道に運営されております。

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