販促レポート

2017/12/06 ワードプレス

<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|テーマ選び編

企業サイトで収益を伸ばすならブログソフトのワードプレスが断然おすすめ。使えるプラグインが豊富で、何といっても無料で簡単。今回は、ワードプレスのサイト制作には欠かせないテーマ選びや、おススメのテーマについてご紹介。

WordPressでよく聞く「テーマ」とは?
<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|テーマ選び編

テーマとは、レイアウトやデザインの変更を簡単にできる「着せ替え機能」のことです。
テーマは、見た目にとどまらず「機能」や「操作性」、「内部SEO対策」の有無などそれぞれ特徴があり、使用用途や目的、使いやすさなどを踏まえながら選定することが重要です。

公式と非公式のものがある
ワードプレスのテーマは、現在5000以上存在します。公式と非公式の違いは「ワードプレス公式テーマディレクトリ」に登録されているか否かです。ワードプレス公式テーマディレクトリへ登録するには、世界標準になっていること、厳格な規約をクリアすることが条件のため、掲載されているものは安全かつ信頼性の高いものとされています。ただし、公式テーマは機能があまり豊富ではない、日本語対応されてないケースが多いです。
参照:ワードプレス公式テーマディレクトリ

一方、非公式のテーマは、日本語に対応していて機能性・操作性に優れているものが多いです。非公式のものを利用する場合、事前に安全かどうか確認する必要があります。特に、開発者(実績や信頼があるか)、利用者数、フォーラムの有無の3点は確認しておきましょう。

無料と有料のものがある
テーマには無料と有料のものが存在します。ワードプレス公式テーマディレクトリに掲載されている公式のものはもちろん、個人や企業が販売している非公式のものでも有料のテーマは存在します。有料のテーマは無料と違い、あらかじめ最低限の機能が実装されている、手厚いサポートが受けられるなどの違いがあります。

完全GPL準拠とは?
ワードプレスの大きな特徴は、誰もが利用を制限されることなく自由に使えるという点ですが、この「誰もが利用を制限されること無く自由に使える」ことを「完全GPL準拠」といいます。ちなみに、ワードプレス公式テーマディレクトリに掲載されているテーマは無料、有料に関わらず、完全GPL準拠のものです。

非公式のテーマの中には、完全GPL準拠でないものもあります。これを「スプリット・ライセンス」と呼びます。スプリット・ライセンスとは、PHPソースコードだけにGPLを適用し、その他のファイル(例えば画像や独自CSSなど)に関しては別のライセンスを適用するというものです。スプリット・ライセンスの内容によっては利用に制限があり不自由な場合もあります。非公式のものを使う場合は、完全GPL準拠のものかどうかあらかじめ確認しましょう。


テーマを決める時に確認しておきたいポイント
<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|テーマ選び編

ワードプレステーマを決める際には、どんな点に注意すれば良いでしょうか?それは、以下の5つになります。

サポート体制がしっかりしている
まずサポートの有無を確認しましょう。フォーラムがあるか、開発者へ問い合わせができる体制があるかの2点は最低でも抑えておきましょう。公式のテーマでも問い合わせ/質問は有料という場合もあるので注意が必要です。

利用者が多い
利用者が少ないと、導入事例、操作方法、カスタマイズ、トラブル対処に関する事例を検索することができません。どれだけ多くの人に利用されているかというのはテーマを選ぶ際に大きなポイントの一つになるかもしれません。

適切なバージョンアップ
ワードプレスもPHPもプラグインも適宜更新されています。テーマのバージョンが古いままだと互換性がなくなり、正常に作動しないことがあります。バージョンアップを常に行っているテーマは、最新のSEOやHTMLの状況にも適宜対応しているケースが多く、不具合やバグなどのリスクを減らすことができます。

日本語対応である
デザイン性が良くても、日本語に対応していないものもあります。日本語対応されていない場合、開発者も日本人ではない可能性が高く、サポートも自ずと英語になり、満足なサポートを受けることができません。テーマを選ぶ際は、開発者と対応言語を確認しましょう。

操作性が高い
テーマはそれぞれ使い勝手が異なります。使用するプラグインとの相性、子テーマ(※)の有無の二点は確認しておきましょう。子テーマがないとアップデートやリニューアルの度に一から作り直すことになるので、非常に面倒です。
※子テーマとは、テーマ(親テーマ)の内容を定義し直し、上書きできる機能のこと。子テーマがあると、アップデートの際にカスタマイズした内容を上書きされることがありません。

使用用途にマッチしている
冒頭でも説明した通り、テーマによってデザインだけでなく使える機能、使いやすさなどが変わります。使用用途によっては不向きなものもあります。テーマのデモサイトと説明を確認し、使用用途にマッチしているか確認しましょう。


オススメのWordPressテーマをご紹介
<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|テーマ選び編
サービス名:BizVektor
取得費用:原則無料、一部追加機能は有料
株式会社ベクトルが開発したテーマディレクトリにも登録されている無料の公式テーマです。利用者数も多く、レスポンシブ対応可。また、BizVektorにデフォルトで実装されている機能も豊富で非常に使い勝手が良いです。公式フォーラムあり。

<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|テーマ選び編
サービス名:Xeory Extension
取得費用:無料
バズ部が開発した無料のテーマです。非公式ですが、運営会社の信頼性と利用者数の多さから公式に匹敵する安全性が担保されています。SEOを踏まえた設計になっており、デザインはシンプルで1カラム、SNSやmeta情報の連携やLPの作成を管理画面から直接行うことが可能。レスポンシブ対応可。

<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|テーマ選び編
サービス名:Simplicity
取得費用:無料
個人が開発した非公式のテーマでありながら、カスタマイズ性、多機能、操作性、内部SEO対策済と初心者にも上級者にも使いやすい無料のテーマです。ブログ向けテーマですが企業サイトとしても運用可能。サポートも開発者自身が直接対応しています。利用者も多く事例も豊富。レスポンシブ対応可。


いかがでしたでしょうか。
テーマは、サイトの印象を左右するだけでなく、機能面、操作性にも影響する大切な要素の一つです。また、社内の誰が運用するのか、運用する人のスキルはどうなのか、周りに頼れる人がいるのか、なども併せて検討してください。バックナンバーをどうぞ。


<ライタープロフィール>
担当ライター:ryusuke
WordPressサイト制作/Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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