販促レポート

2016/06/21 仕事術ハック

プロジェクト成功に欠かせない、タイプ別コミュニケーション

プロジェクトマネージャーは、業務システムやECサイトなどのプロジェクトをマネジメントするリーダー的な職種。技術面の管理だけでなく、メンバーとのコミュニケーションも事業成功に直結する大切な役割。今回は、メンバーのタイプ別コミュニケーション術をご紹介します。

プロジェクトメンバーは4つのタイプに分けられる
プロジェクト成功に欠かせない、タイプ別コミュニケーション

プロジェクトマネージャーにとって、メンバーとのコミュニケーションは事業成功に直結する大切な役割。より円滑なコミュニケーションのため、メンバーの個性をそれぞれ4つのタイプに分け、関与していくことが望ましいとされています。

  • Aタイプ:「技術が身に付いている」&「行き詰まったら人に聞ける」
  • Bタイプ:「技術が身に付いている」&「行き詰まった時、人に聞くことが苦手」
  • Cタイプ:「技術が身に付いていない」&「行き詰まったら人に聞ける」
  • Dタイプ:「技術が身に付いていない」&「行き詰まった時、人に聞くことが苦手」

ベテランのプロジェクトマネージャーの場合、まず最初の作業で、新しくきたメンバーがだいたいどのタイプかを判断するそうです。
おもしろいことに新しくきたメンバーは、Aタイプは2人、Bタイプは6人、CタイプとDタイプで2人という比率になる事が多く、「2−6−2の法則」に当てはめられるケースが多いとのことです。

ちなみに「2−6−2の法則」とは、どのような組織でも、2割の人間が優秀な働きをし、6割の人間が普通の働きをし、2割の人間がよくない働きをするという法則(経験則)を意味する言葉のことを指します。


タイプ別の接し方と注意点
プロジェクト成功に欠かせない、タイプ別コミュニケーション

前述したベテランのIT系プロジェクトマネージャーさんに、タイプ別の具体的な接し方と注意点をヒヤリングしてみましたのでご紹介します。

Aタイプ:「技術が身に付いている」&「行き詰まったら人に聞ける」
技術があり、コミュニケーションもうまい優等生タイプです。
接する時の注意点はあまりありませんが、プロジェクトマネージャーの補佐的な位置づけで、プロジェクトマネージャーがいない時にも現場を回せるように育てていきます。
Aタイプのメンバーと話す時は、他のメンバーにはあまり話さない、プロジェクトの背景や顧客の性格や特徴などを伝えておきます。接し方ではありませんが、このタイプは早めに帰らせるように意識しています。
Aタイプのメンバーはまじめな人が多く、現場でも中心的な役割を担うため、常に負荷がかかります。プロジェクトは期間単位のものなので、疲れをためさせずにコンスタントに仕事に集中できるようサポートします。

Bタイプ:「技術が身に付いている」&「行き詰まった時、人に聞くことが苦手」
IT系のプロジェクト現場に一番多いタイプです。
IT系プロジェクトの場合、技術には興味があるけど人と話すことは少し苦手・・・というエンジニアタイプが集まりがちです。積極的にコミュニケーションをとりたがらない人もいますが、技術を教えたり、参考になる本を紹介するなどが有効なコミュニケーションのきっかけです。
このタイプは問題を抱え込むことが多く、一人で困ったときもアラートが出せず(人に聞けない)、結果として作業が遅れてしまうことがあります。これを避けるためにはBタイプ同士で組んで作業をさせることが有効で、どちらかがやり方を知っていれば作業が止まることを割けられます。

Cタイプ:「技術が身に付いていない」&「行き詰まったら人に聞ける」
このタイプは、技術は身に付いないのですが、どんどんいろんな人に聞きまわるタイプです。
技術が身に付いていないので、たくさん作業をこなしてもらうことは望めません。スケジュール管理でもCタイプのメンバーにやってもらう量は少なめに見積もります。
接し方のコツは、やり方を見つける方法と、必要な情報を知っているプロジェクト内のメンバーを伝えておくことです。注意点は、放っておくと質問しやすいメンバーばかりを頼るので、特定メンバーの負担が重くならないよう配慮することです。
Cタイプのメンバーには、マニュアルやインターネット上で、やり方を検索する癖をつけさせます。その時に注意したいのは、フランクに「〇〇を検索してみようか」と伝えることです。Cタイプの長所である「積極性」や「コミュニケーション能力」を潰さないためにも大切です。

Dタイプ:「技術が身に付いていない」&「行き詰まった時、人に聞くことが苦手」
技術がなく、人に聞くことが苦手なタイプです。
どうしてもプロジェクトで浮いてしまいがちです。このタイプは無理にプロジェクトの計画に組み込みません。最初はプロジェクト作業の類似課題を与えて、とにかく触らせて・解かせて・考えさせて覚えさせます。注意点は、とにかく目を離さないことです。放っておくと困った問題を引き起こしてしまう可能性があるので、プロジェクトマネージャーの直下、もしくはAタイプのメンバーの下で細かくチェックをしながら、徐々に慣れさせます。
もちろん最初から出来る人はいないので、地道に繰り返し教えていくことが大切です。うまく作業をあてがうと急に光りだす人もいますよ。


いかがだったでしょうか?
プロジェクトを進めるためにはメンバーとの円滑な連携が必要です。コミュニケーションの際に気をつけたい、タイプ別の接し方と注意点を参考にしてみてください。

 

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