販促レポート：フレンドリーな印象で関係改善、部下との意思疎通を図るコツ

販促レポート

2016/05/25　仕事術ハック

フレンドリーな印象で関係改善、部下との意思疎通を図るコツ

部下との意思疎通が上手くいっていない・・・。こんなお悩みはありませんか？実はちょっとした気遣いで、あなたの印象をより良くすることができます。今回は、フレンドリーな印象で、部下や同僚との意思疎通を図るコツをご紹介します。

威圧的な印象は、周囲との人間関係を悪化させる
フレンドリーな印象で関係改善、部下との意思疎通を図るコツ

もしも他人に威圧的な印象を与えているなら、少なからず周囲との人間関係に悪い影響を与えているかもしれません。威圧的な印象がもたらす負の側面は、意外に多いものです。

指摘やアドバイスをしてもらえなくなる
威圧的な印象は「反論」という恐怖を相手に与え、たとえ間違っていても指摘やアドバイスをしてもらえなくなります。指摘やアドバイスが減るということは成長チャンスが減るのと同義、これはビジネスマンにとって致命的ですね。

相手から積極的に話しかけてもらえなくなる
積極的に話しかけてもらう機会が減るため、コミュニケーションの頻度が圧倒的に減ります。そうなれば周囲との関係性は希薄になり、部下だけでなく同僚や上司など、会社組織全体の輪からますます孤立していくことになります。

部下からの報告（特にトラブル）が減る
これが最も致命的な点、良くないことほど報告をためらうのは部下が怖がっているからです。「怒られるのではないか」という恐怖が頭を支配し、ぎりぎりまでトラブルが報告されず、結果的に大事に発展してしまいがちです。

無意識に相手を威圧させてしまう言葉や行動
フレンドリーな印象で関係改善、部下との意思疎通を図るコツ

威圧的な印象が損だと分かっていても、自分自身では中々気がつくことができません。そこで、威圧的と誤解される行動や言動を以下にまとめましたので、日頃の言動・行動と照らしあわせて振り返ってみてください。

狩猟用語、戦争用語を頻用している
「打ち勝つ」「シェア奪還」「顧客獲得」といった類の言葉を指します。ビジネス用語のほとんどは、もともと狩猟や戦争で用いられていた言葉（囲い込みなど）が由来とされています。そのため多用しすぎると、体育会系や武闘派といった力強く威圧的なイメージを与えがちです。

腕を組んでいる
腕組みは、相手に強く威圧感を与えるしぐさといわれています。たとえその人に威圧する意志がなくても、癖になっていて無意識に行っているケースが非常に多いものです。腕組みをしていると、「嫌っている」「話を聞いていない」と誤解されてしまう可能性があります。

4つのDを使う
4つのDとは、「でも」「だって」「どうせ」「どうでもいい」の4つの接続詞のことを指します。これらは全て否定の言葉につながる接続詞であり、しばしば相手の話の腰を折ります。そのため、会話をしている相手からすれば、自分の意見や考えを否定されている気分になります。

顔を見て話をしない
顔を見ずに話すことも、場合によっては相手に威圧感を与える可能性があります。「PC画面を見ながら話す」など、特にデスクワークをメインとしている人は、これが癖になっている人も多いようです。このような行動は、相手に「ドライ＝威圧感」という印象を与えてしまいます。

ミスや失敗を問い詰める
ミスや失敗を問い詰めることは、相手に大きな精神的苦痛を与えます。ミスや失敗を問い詰めても、次からミスや失敗が減るわけではありません。むしろ、恐怖からミスや失敗をひた隠すようになり、大きなトラブルや大事を生む要因を作りかねません。

フレンドリーな印象で意思疎通を図る3つのコツ
フレンドリーな印象で関係改善、部下との意思疎通を図るコツ

では実際に、威圧的な印象を改善し部下や同僚と意思疎通を図るためには、一体どのようなことが大切になるのでしょう。

1．自分が全て正しいと思わないこと
自分が全て正しいと思わないことで、相手の意見を否定する・論破するという姿勢を抑えることができます。常に自分が100%正しいということはなく、他人の意見が正しいこともあります。自分が全て正しいと意固地にならずに様々な意見を取り入れる寛容な心を持つことが大切です。

2．自分と相手の間に力関係を作らないこと
格上・格下ではなく、フラットな関係で捉えましょう。力関係を作る事は、優劣や勝敗を意識した会話になり、相手に議論で勝とうとする姿勢が表れがちです。そもそも相手と自分は違う価値観や個性を持った人同士、他人と自分の間に序列をつけることはあまり意味を成しません。

3．他人に興味や好奇心を持つこと
人は自分に興味を持ってくれる人に対し、てとても良い印象を持つと言われています。他人に対し興味や好奇心を持つようになれば、自然と相手の意見を否定することもなくなり、会話の中に肯定的な言い回しやしぐさが増えていくでしょう。意思疎通を図る重要なポイントです。

いかがでしたでしょうか。
ビジネスにおいて威圧的な印象は、何かと損なことの方が多いようです。心当たりのある方は、ちょっとした気遣いでフレンドリーな印象に改善してみませんか。部下や同僚と今以上の意思疎通を図り、快適な職場作りを考えてみましょう。

＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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