販促レポート：＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

販促レポート

2019/02/12　Excel小技

＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

数行程度の連続データならオートフィルで対応できますが、1,000件、10,000件となると、面倒だしミスも起きやすくなります。こんな時は、「連続データの作成」機能が超便利。煩わしい作業を効率化しましょう。

大量の連続データ作成はミスが起きやすい
＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

在庫や売上などのデータをエクセルで管理する会社も多いと思います。
エクセル作業の際の面倒なことの一つに、日付や型番といった連続データを手動で入力・・・といったものがありますが、皆さんはいかがでしょう。

数十行、数百行だったら「オートフィル」で下までドラッグすることで解決できますが、何千行、何万行ともなれば、下までドラッグするのに時間がかかって大変だし何よりミスが起こりやすいです。

その点、本日紹介する「連続データの作成」機能を活用すれば、こういった煩わしさを感じることなくスマートに瞬時に連続データを作成できます。「一週間ごとの日付データ」「7つおきに連続した数値データ」など、少し複雑な連続データの作成にも対応できるので、ぜひ覚えていってください。

大量の連続データを一瞬で作成する方法
＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

使用するタブは「ホーム」。基準となる数値を入力したデータを用意します。そのデータを選択し、[下矢印マーク]をクリックした後、[連続データの作成]を選択します。

＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

ここでは、1～1000の連続データを作成するので、範囲は「行or列（好きな方を選択）」、種類は「加算」、増分値に「1」、停止値に「1000」を記入します。設定が完了したら[OK]を押します。

＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

これで、きっちり1000までの連続データの作成が完了しました。簡単ですね。

応用編：1週間おきの日付データを作成する場合
＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

ここからは応用編です。例えば、1週間おきの日付データを作成したい場合で説明いたします。この場合は同じように基準の値を選択した後、範囲は「行or列（好きな方を選択）」、種類は「日付」、増加単位は「日」、増分値には1週間（7日）の値である「7」を入力し、停止値に任意の日付を入力します。ここでは「4/30」と記入します。

＜エクセル＞大量の連続データを一瞬で作成する便利ワザ｜連続データの作成

すると、このように一瞬で1週間おきの日付データが作成できました。

いかがでしたか？
地味ですが、日付や型番といった連続データを使用する機会の多い在庫管理シート、売上管理シートなどの作成に非常に重宝する便利ワザです。ぜひ周りで知らない方がいたら教えてあげてくださいね。

担当ライター：俵谷龍佑
WordPressサイト制作／Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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