販促レポート
2017/12/27 ワードプレス
<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|インストール~初期設定編
企業サイトで収益を伸ばすならブログソフトのワードプレスが断然おすすめ。使えるプラグイン(オプション機能)も豊富で、何といっても無料で操作も簡単。今回は、インストールの手順、初期設定についてご紹介します。
インストールは超簡単、たったの5分

自動インストール機能が便利なレンタルサーバー
サーバー選び編でご紹介したレンタルサーバーであれば、ワードプレスの自動インストール機能が充実しており、手順に従うだけで誰でも簡単にインストールできます。それぞれの解説ページは下記からご参照ください。
関連記事:ワードプレスで企業サイト制作|サーバー選び編
自分でインストールする手順
その他のサーバを契約した場合でも、ワードプレスのインストールは比較的簡単。ウィキペディアよりインストール方法を引用しご紹介します。
参照:WordPress.ORG 日本語 ダウンロード
サイトを公開しただけで「終わり」ではない

ワードプレスは無料でかつ専門的な知識がない人でも、少し手順を覚えれば簡単に操作ができてしまうことから、「万能なツール」として見られがちです。
しかし、ワードプレスでサイトを公開したからといって、アクセスが急に上がるわけでもないし、商品が売れるわけでもありません。サイトを公開してそれで終わりではありません。
サイトを公開した後は、サイトの中身・コンテンツを作るためにすぐにテーマやプラグインの選定を始めてしまいがちですが、それよりも、まず初期設定をしっかりと済ますことが重要です。
この初期設定の中には、SNS設定、アクセス解析ツールの導入、検索エンジンへの登録、サイトマップの作成、パーマリンクの設定など、サイト運営、アクセスアップ、ユーザビリティ向上に関わる大切な作業が含まれています。
初期設定なしには、アクセスアップや売上アップを語ることは出来ません。詳しくは、次段以降で初期設定について書いていきますので、ぜひ忘れずに設定しましょう。
インストールしたら必ずやっておこう!最低限必要な初期設定6つ

ここでは、最低限必要な初期設定についてご紹介します。全部で6つです。ぜひ、忘れずに設定しておきましょう!
1.SNSボタンの設置、SNSアカウントの開設
最初の段階でSNSのアカウント、SNSボタンを設置しておきましょう。いつどのタイミングでシェアされるか分かりません。SNSボタンはプラグインで簡単に設置することができますし、テーマによっては最初から実装されているものもあります。
参照:facebook for developers
2. Google Search Consoleへ登録
グーグル検索結果のサイトのパフォーマンスを監視、管理できる無料ツールで、検索結果に表示させるための大切なツールです。ここにサイトの全体図を表した「サイトマップ」を登録すると、検索結果に反映されます。サイトマップは、以前紹介した「All in one SEO Pack」というプラグインで簡単に作れます。
参照:Google Search Console
3. Googleアナリティクスへ登録
サイトへ訪問したユーザーの動きを分析・管理できるグーグルの無料ツールです。これを登録しておけば、アクセス数、流入経路、離脱率など、様々な項目を事細かに分析することが可能になります。サイト運営には、欠かせないツールの一つといえます。
参照:Google analytics
4.パーマリンク設定
パーマリンクとは、「http://sample.com/〇〇」のように末尾部分を指します。パーマリンクはSEOに影響を与える重要な要素といわれています。「日本語を入れない」、「短くわかりやすく」、「カテゴリURLを含めない」の3つを抑えて設定していればひとまず問題ありません。
5.コメントの設定
初期段階ではコメント欄は開いています。コメント欄を開く場合でも、[コメントの手動承認を必須にする]にチェックを入れましょう。自動承認だと荒らし・スパムコメントがついた時、それがブログ上に表示されてしまいます。閉じる場合は、[新しい投稿へのコメントを許可する]のチェックを外しましょう。
6.メタ情報を非表示にする/2段階認証の設定をする
メタ情報には、ログインページへのリンクが貼られているので、非表示にするのがベターです。2段階認証はワードプレスの基本設定では行えないので、「Google Authenticator」というプラグインをインストールし、設定を行いましょう。
初期設定を怠ることで発生する問題とは

ここまで、ワードプレスで最低限必要な初期設定についてお話ししました。では、実際にワードプレスの初期設定を怠ると、どのような問題が起きてしまうのでしょうか?それは以下の3つ。どれもサイト運営には致命的なものばかりです。
運用・管理を煩雑化させる
パーマリンクを変更すると、前のリンクは使用不可になり、差し替える必要があります。ページ数が増えるほどこの作業は煩雑化します。また、ひと目で見て分かる、規則性のあるパーマリンクでないと、どのURLがどの記事かを即座に判別ができず、記事の管理に手間がかかってしまいます。
アクセス数が伸び悩む
初期段階で行うサイト名、キャッチフレーズの設定、パーマリンク設定、SNSボタンの設置といった作業は、どれもアクセスを左右する要素です。これらを面倒だからと適当に設定して後回しにしてしまうと、後々アクセス数に影響を与えます。
情報漏えいのリスクが高まる
いつどのタイミングでハッキング、情報抜き取りといった被害に遭うか分かりません。WordPressは世界的にユーザーが多く、ブルートフォースアタック(総当り攻撃)を受けやすくユーザー側に万全のセキュリティ体制が求められます。初期段階から、セキュリティ、炎上対策は強固なものにしておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
ワードプレスの初期設定は、今後のサイトのアクセスアップ、使い勝手を左右する大切なフローです。面倒と思わずに、必ず最初の段階で設定を行いましょう。バックナンバーをどうぞ。
<ライタープロフィール>

自動インストール機能が便利なレンタルサーバー
サーバー選び編でご紹介したレンタルサーバーであれば、ワードプレスの自動インストール機能が充実しており、手順に従うだけで誰でも簡単にインストールできます。それぞれの解説ページは下記からご参照ください。
関連記事:ワードプレスで企業サイト制作|サーバー選び編
自分でインストールする手順
その他のサーバを契約した場合でも、ワードプレスのインストールは比較的簡単。ウィキペディアよりインストール方法を引用しご紹介します。
参照:WordPress.ORG 日本語 ダウンロード
WordPress パッケージをダウンロードして、解凍。
サーバー上に、WordPress 用のデータベースと、そのデータベースへの全アクセス権・編集権を持つ MySQL ユーザーを作成。
wp-config-sample.php ファイルの名前を wp-config.php に変更。
推奨テキストエディタで wp-config.php を開き、wp-config.php ファイルの編集記事の説明に従いデータベース情報と秘密鍵の値を記入。
サーバー上の希望の場所に、WordPress ファイルを設置。
- ドメインルート (http://example.com/ など) に WordPress を置きたいときは、解凍した wordpress ディレクトリの中身 (wordpress ディレクトリ自体を除く全ファイル) をサーバーのルートディレクトリへアップロードします。
- ウェブサイト上の WordPress 用サブディレクトリ (http://example.com/blog/ など) に WordPress を設置したいときは、解凍した wordpress フォルダを好きなサブディレクトリ名に変更し、丸ごとサーバーのルートにアップロードします。
ブラウザで wp-admin/install.php へアクセスし、インストールスクリプトを実行。
- ルートディレクトリに設置したなら:http://example.com/wp-admin/install.php
- blogというサブディレクトリに設置したなら:http://example.com/blog/wp-admin/install.php
サイトを公開しただけで「終わり」ではない

ワードプレスは無料でかつ専門的な知識がない人でも、少し手順を覚えれば簡単に操作ができてしまうことから、「万能なツール」として見られがちです。
しかし、ワードプレスでサイトを公開したからといって、アクセスが急に上がるわけでもないし、商品が売れるわけでもありません。サイトを公開してそれで終わりではありません。
サイトを公開した後は、サイトの中身・コンテンツを作るためにすぐにテーマやプラグインの選定を始めてしまいがちですが、それよりも、まず初期設定をしっかりと済ますことが重要です。
この初期設定の中には、SNS設定、アクセス解析ツールの導入、検索エンジンへの登録、サイトマップの作成、パーマリンクの設定など、サイト運営、アクセスアップ、ユーザビリティ向上に関わる大切な作業が含まれています。
初期設定なしには、アクセスアップや売上アップを語ることは出来ません。詳しくは、次段以降で初期設定について書いていきますので、ぜひ忘れずに設定しましょう。
インストールしたら必ずやっておこう!最低限必要な初期設定6つ

ここでは、最低限必要な初期設定についてご紹介します。全部で6つです。ぜひ、忘れずに設定しておきましょう!
1.SNSボタンの設置、SNSアカウントの開設
最初の段階でSNSのアカウント、SNSボタンを設置しておきましょう。いつどのタイミングでシェアされるか分かりません。SNSボタンはプラグインで簡単に設置することができますし、テーマによっては最初から実装されているものもあります。
参照:facebook for developers
2. Google Search Consoleへ登録
グーグル検索結果のサイトのパフォーマンスを監視、管理できる無料ツールで、検索結果に表示させるための大切なツールです。ここにサイトの全体図を表した「サイトマップ」を登録すると、検索結果に反映されます。サイトマップは、以前紹介した「All in one SEO Pack」というプラグインで簡単に作れます。
参照:Google Search Console
3. Googleアナリティクスへ登録
サイトへ訪問したユーザーの動きを分析・管理できるグーグルの無料ツールです。これを登録しておけば、アクセス数、流入経路、離脱率など、様々な項目を事細かに分析することが可能になります。サイト運営には、欠かせないツールの一つといえます。
参照:Google analytics
4.パーマリンク設定
パーマリンクとは、「http://sample.com/〇〇」のように末尾部分を指します。パーマリンクはSEOに影響を与える重要な要素といわれています。「日本語を入れない」、「短くわかりやすく」、「カテゴリURLを含めない」の3つを抑えて設定していればひとまず問題ありません。
5.コメントの設定
初期段階ではコメント欄は開いています。コメント欄を開く場合でも、[コメントの手動承認を必須にする]にチェックを入れましょう。自動承認だと荒らし・スパムコメントがついた時、それがブログ上に表示されてしまいます。閉じる場合は、[新しい投稿へのコメントを許可する]のチェックを外しましょう。
6.メタ情報を非表示にする/2段階認証の設定をする
メタ情報には、ログインページへのリンクが貼られているので、非表示にするのがベターです。2段階認証はワードプレスの基本設定では行えないので、「Google Authenticator」というプラグインをインストールし、設定を行いましょう。
初期設定を怠ることで発生する問題とは

ここまで、ワードプレスで最低限必要な初期設定についてお話ししました。では、実際にワードプレスの初期設定を怠ると、どのような問題が起きてしまうのでしょうか?それは以下の3つ。どれもサイト運営には致命的なものばかりです。
運用・管理を煩雑化させる
パーマリンクを変更すると、前のリンクは使用不可になり、差し替える必要があります。ページ数が増えるほどこの作業は煩雑化します。また、ひと目で見て分かる、規則性のあるパーマリンクでないと、どのURLがどの記事かを即座に判別ができず、記事の管理に手間がかかってしまいます。
アクセス数が伸び悩む
初期段階で行うサイト名、キャッチフレーズの設定、パーマリンク設定、SNSボタンの設置といった作業は、どれもアクセスを左右する要素です。これらを面倒だからと適当に設定して後回しにしてしまうと、後々アクセス数に影響を与えます。
情報漏えいのリスクが高まる
いつどのタイミングでハッキング、情報抜き取りといった被害に遭うか分かりません。WordPressは世界的にユーザーが多く、ブルートフォースアタック(総当り攻撃)を受けやすくユーザー側に万全のセキュリティ体制が求められます。初期段階から、セキュリティ、炎上対策は強固なものにしておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
ワードプレスの初期設定は、今後のサイトのアクセスアップ、使い勝手を左右する大切なフローです。面倒と思わずに、必ず最初の段階で設定を行いましょう。バックナンバーをどうぞ。
<ライタープロフィール>
担当ライター:ryusuke
WordPressサイト制作/Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
公式ブログ
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