販促レポート：上手く話せなくても大丈夫、聞き上手になって信頼を築く

販促レポート

2017/03/08　仕事術ハック

上手く話せなくても大丈夫、聞き上手になって信頼を築く

商談時など、緊張するあまり会話がぎこちなくなってしまう・・・そんな経験ありますよね。会話で最も大切なのは聞く力、話術よりも相手の話への共感の方が重要なんです。もしも話すことが苦手なら、まずは「聞き上手」になってみましょう。

聞き上手は、取引先との信頼を築くビジネススキル
上手く話せなくても大丈夫、聞き上手になって信頼を築く

会話って難しいですよね。
口下手な人、内気な人であれば、なおさら苦痛に思うかもしれません。ところで、うまく会話をするために、スラスラと話せる話術が必要だと思ってませんか？確かに話す力も重要、しかし話す力は聞く人の態度に依存してしまいがちです。たとえベテランの司会者であっても、観客が終始つまらなさそうな態度なら、いたたまれない気持ちになりいつもの調子で話せません。反対に面白そうに聞いてくれれば、ノリノリになりその場の雰囲気は更に盛り上がります。

このように同じ話し手であっても、聞きく方の態度しだいで「面白くも」「そうでなくも」なり得るのです。逆を言えば、口下手な人、内気な人、面白い話ができないという人でも、一先ず「聞き上手」を心がけてさえいれば、良いコミュニケーションができ円滑な関係を築くことができそうです。

上手に話を聞いてあげることは、相手に心地よい時間を提供できるだけでなく、その場を盛り上げることだってできてしまいます。会話において、つい疎かにされがちな「話を聞く力」ですが、意外なほどに強力なビジネススキルと言えます。話し上手を目指すだけでなく、「聞き上手」になって取引先との信頼を築いていきましょう。

話好きの人がやってしまっているNGな行動
上手く話せなくても大丈夫、聞き上手になって信頼を築く

話好きの人が「聞き上手」になるには、そのことを意識し習慣化しなければなかなか変えることはできません。そこでここでは、「話好き」な人がついやってしまっているNGな行動や習慣についてまとめてみました。当てはまる人は注意しましょう。

相手の話を途中でさえぎる
我慢できずに、自分が気になるところで相手の話をさえぎって止めてしまうのは、適切な話の聞き方とは言えません。あまり気にしない人もいますが、中には途中でさえぎられると話の順番を横取りされたと気を悪くする人もいるでしょう。

内容を理解せずに結論を急ごうとする
話を聞いているようで、その話の結論を推測する、または自分の頭の中で話を整理し、先回りするのは相手にとって失礼な行為です。ビジネスシーンではついやってしまいがちな行動ですが、加減を間違えるとドライで冷たい印象を与えてしまうので、注意が必要です。

相槌が少ない、相槌が小さい
相槌が少ないと、こちらは話を聞いているつもりでも、話している方からすると「この人は本当に話を聞いているのか？」「つまらないと思われているのかな？」と不安に思ってしまうでしょう。また、相槌が小さいのも同様で理解しているかどうか分からないと誤解されてしまうでしょう。

今すぐ実践、聞き上手になれる5つのポイント
上手く話せなくても大丈夫、聞き上手になって信頼を築く

相手に好印象を与える「聞き上手」になるには、一体どのようなポイントが重要になるのでしょうか。それは以下の5つになります。

1.オーバーな相槌を打つ
相手に好印象を与える聞き方ですぐに実践できるのが、オーバーリアクションです。少しくらいオーバーであれば、嘘っぽいと思っていても相手からすればやはり嬉しいものです。ただし、これは加減が大切で、やりすぎるとバカにしているともとられかねないので、注意が必要です。

2.分からなければ素直にその場で聞く
ただ、愛想よく相槌を打っていれば、良いわけではありません。分からないことを聞くのは失礼と思ってしまいますが、分からないことを素直に聞いてくれる＝興味をもってくれると相手は感じます。ただし、あまりに無知な質問だと、不勉強と思われるので気をつけましょう。

3.相槌のバリュエーションを増やす
「確かにそうですね」「なるほど」など、相槌の種類は豊富なほど「あなたの話を聞いていますよ」という意志を伝えることができます。ビジネスシーンでは、「もっともです」「その通りですね」「私もそう思います」といった相槌も使えそうです。

4.相手の目（や付近）を見る
口下手な人、内気な人にとっては、もしかしたら苦痛かもしれません。しかし、相手の目を見ないで話を聞くことは、相手に「つまらないのかな」という不安感を抱かせてしまいます。もし、相手の目を見るのが厳しければ、相手のおでこや眉間付近を見るようにすると良いでしょう。

5.相手の話を繰り返し反復する
相手が一生懸命に話す内容であっても、まったく興味を持てないこともあります。その際は、相手の話を繰り返してみるのも一手です。相手：「この間、猫の病院に行ってね～」、自分：「この間、猫の病院に行ったんですか～」という具合です。簡単ですよね。

商談や打合せの場では、「話の上手い人」が好かれるというイメージがありますが、実際は話をきちんと聞くことができる「聞き上手」の方が相手に好印象を与えることができるのです。口下手な人も、内気な人も、本日ご紹介した「聞き上手になれる5つのポイント」を参考に、ぜひ実践してみてください。

＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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