販促レポート：固い頭を柔らかく、発想力を高めるために必要な5つのポイント

販促レポート

2016/10/12　仕事術ハック

固い頭を柔らかく、発想力を高めるために必要な5つのポイント

じっくり考えても、なかなか良いアイデアが浮かばない・・・。そんな経験ありませんか？どうすれば、冴えた企画を出せるアイデアマンになれるのか。才能？センス？いいえ、発想力を高めるコツを知っていれば、誰でも良い企画を発想する事が可能になります。

優れたアイデアを生み出すのに、天才的なセンスは必要ありません
固い頭を柔らかく、発想力を高めるために必要な5つのポイント

次々と優れたアイデアを生み出す人を見ると、「センスがあるなあ」と思ってしまいますね。しかし、そこに至るまでには、多くの苦難や苦労を経て辿り着いているケースがほとんどです。

多くのグッドアイデアは、数多くの失敗を下地に完成しているものばかりです。我々の日常生活を便利にしているiPhoneやMac、Facebook、LINEなども同様です。例えば、エジソンが残したある名言を見れば、いかに「センス」が素質ではなく「努力」で形成されたものかが分かると思います。

私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見をいままでに、２万回してきたのだ。私は一日たりとも、いわゆる労働などしたことがない。なにをやっても楽しくてたまらないから。
トマス・エジソンの名言・格言｜一回も失敗したことはない

このように、エジソンでさえも数え切れない試行錯誤（失敗）を重ねて、ようやく「電球」という偉大な発明にたどり着いたのだそうです。結局、発想力はセンスではなく、自分が正しい、良いと感じたものをどれだけ多くアウトプットしたかによって高まっていくものと言えそうです。

ついやってしまいがちな、発想力を奪ってしまう行動や考え方とは
固い頭を柔らかく、発想力を高めるために必要な5つのポイント

発想力を高めようと頑張っても、日頃から発想力を奪ってしまう行動や考え方をしてしまっていては、元も子もありません。そこで、ここでは発想力を奪ってしまう行動や考え方を紹介します。あてはまるものが多ければ要注意ですよ。

完璧を追い求めすぎている
冒頭でも述べた通り、まずはアウトプットの数が大切です。その際に、完璧主義な考え方は障害となります。最初からクオリティの高いアイデアは出ません。アイデアをたくさん捻り出していく中から自ずと見えてくるものです。

欠点や穴ばかりを見てしまう
ぱっと思いついた新しいアイデアなのだから、欠点や穴は存在するものです。アイデアは最初から整っていないため、育てていく必要があります。マイナス要素ばかり見てしまっては、せっかくのアイデアを殺してしまいかねません。

過去の決まりや慣習に囚われている
過去の決まりやルールに従いアイデアを出そうと思っても、なかなか新しい発想は湧いてきません。全部、「どこかで聞いたような、見たような」ものばかりになってしまいます。過去の決まりを超えた「逸脱したものから」新しい発想は生まれます。

発想力を高める上で必要な5つのポイント
固い頭を柔らかく、発想力を高めるために必要な5つのポイント

発想力を高めるには、多くアウトプットをすることが大切ということを述べました。ここでは具体的にどのような方法でアウトプットすれば、より発想力を高められるかについて書いていきます。今回は、発想力を高めるポイントを5つご紹介します。

1.先に「ボツ案」から考えて、ダメなボーダーラインを作る
一般的には、良いアイデアから考えようとしますが、あえてボツでダメそうなアイデアからどんどんアウトプットしていきます。そうすると、だんだんと「ダメな」基準が見えてきて、良いアイデアを出す打率を上げることができます。

2.じっと考えてばかりではなく、ときには運動してみる
新しいアイデアを出そうとするとずっと座って考え込んでしまいますが、長時間座り込むことは脳への血の巡りが鈍り、思考力や判断力を低下させてしまいます。実は、体を動かした方が脳の神経が活性化し、新しいアイデアを生み出しやすくなります。

3.既存のものをかけ合わせて考える
ゼロから生み出すというのは、非常に難しいことです。まずは、既存のものを列挙して掛け合わせてみることが大切です。例えば…

醤油×コーラ
水筒×豆腐
洗濯バサミ×携帯電話

など、無関係なものを掛け合わせると、より面白い発想が生まれたりします。実際にこの方法は、ソフトバンクの孫正義氏もアメリカ海外留学中に、事業のアイデアを生み出す際に実践していた方法です。

4.不満や失敗をチャンスに変えてみる
日々、生活していれば数多くの不満や失敗があります。その不満や失敗をアイデアに変えてみましょう。例えば、「また傘忘れちゃった…」という失敗を「傘忘れ防止のアラームを作ったら、需要あるかも！」と転換するだけで、一つアイデアを生み出すことができます。

5.「お金・時間・スキル」を抜きにして考える
「予算がない」「時間がない」「スキルがない」という不安要素が、非凡で斬新なアイデアの芽を摘んでいるかもしれません。もしこの3つの要素が全て揃っていたら…という前提で考えてみると、面白いアイデアが閃く可能性が高まります。

いかがでしたでしょうか。
発想力を高めるには、多くのアウトプットを出すことも大切ですが、それと同じくらい新しい事を歓迎するスタンスが重要です。革新的な考えを頑なに受け入れない態度では、良いアイデアは生まれないでしょう。ぜひ、参考にしてみて下さい。

＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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