販促レポート：脱！三日坊主、目標達成に向け行動を継続させるコツ

販促レポート

2016/09/06　仕事術ハック

脱！三日坊主、目標達成に向け行動を継続させるコツ

目標を立ててもいつの間にかやらなくなってしまっている。そんなことはありませんか？実は目標が三日坊主に終わってしまうことには理由があります。そこで今回は、三日坊主を脱し「目標達成に向け行動を継続させるコツ」についてお話ししていきます。

人間の本能に隠された目標達成できない理由
脱！三日坊主、目標達成に向け行動を継続させるコツ

英会話やブログ、ダイエットに禁煙・・・
続けようと決意したのにも関わらず、途中で投げ出したり挫折したりといったことは、誰しも1回や2回くらい経験があるのではないでしょうか？飽きっぽく一度決めたことが長く続かない状態、そのようなことを「三日坊主」と言うのはご存知の通りです。

しかし、計画しても中々続けられないことには、それなりに理由があるそうです。
なるほど、と思える考察がありましたのでご紹介します。

長続きしないのは「習慣引力の法則」のせい

結論から言ってしまえば、それは「新しい変化に抵抗し、いつもどおりを維持しよう」とする本能が人間にあるからです。人間にとって変化は脅威で、いつもどおりが安全で安心なのです。

たとえば、体温を例に挙げてみましょう。私の平熱は36.5度ですが、人間の体はいつもどおりの平熱を維持しようとします。仮に風邪を引けば、体温は38度まで上昇しますが、体は汗で体を冷やして平熱に戻そうとします。これも変化に抵抗し、いつもどおりを維持しているのです

続けたいことも同じです。私はこの「いつもどおりを維持し、変化に抵抗しようとする力」を習慣引力と呼んでいます。
なぜ、何をやっても三日坊主になるのか？｜プレジデントオンライン

名スポーツプレーヤーが見せる「ルーティーン（＝いつもの動作）」のように、確かに普段通りの方がしっくりするし、いつも通りでない行動はどことなく違和感があります。
いつも通りの方が安心する本能・・・恐るべし、習慣引力と言ったところです。

三日坊主になってしまう4つの理由
脱！三日坊主、目標達成に向け行動を継続させるコツ

習慣引力という本能が継続を妨げることを前章でお伝えしましたが、その他にも目標や計画そのものに問題がある場合も三日坊主になりやすくなります。思い当たる方は、意識的に改善してみてください。

目標の本気度が低い
目標達成したい信念がなければ、三日坊主になるのは当然。三日坊主になるケースは目標が曖昧で「こうなったらいいなぁ」というレベルが多いようです。三日坊主にならないために、目標をはっきりさせ、強い意志を持って行動することが最低条件です。

計画に数字が組み込まれていない
三日坊主の計画の多くは抽象的なものになりがち。抽象的な計画では、やるべきことの「いつ・どこで・どれくらい」の質量が不明確ため、生活に定着させることが難しくなります。習慣化させるために、やるべきことを具体的な数字でスケジュールに組み込むことが必要です。

進捗具合が確認できていない
人は進捗具合を確認できないと不安になり、迷いが生じてしまいます。不安を解消し、やる気を継続させるコツは、記録をつけるなど日々の進み具合が確認できる仕組み作りが大切です。確実に進んでいることが分かれば、よりやる気が高まりおのずと三日坊主を避けられます。

目標達成を他者と共有していない
自分一人で目標を達成しようとする多くの場合、行動を継続できません。サボったり、勝手にやめてしまうことができるためです。目標の達成は、他人に認められることで喜びに変わります。達成したいことはむしろ周囲に宣言し、苦難も共有することが大切です。

目標達成に向け行動を継続させるコツ
脱！三日坊主、目標達成に向け行動を継続させるコツ

習慣引力に負けず、三日坊主を避け行動を継続させるためには、次の4つのコツを意識して目標を立てる必要があります。

目標の達成期限を設定する
達成の可否をはっきりさせるためにも、目標には必ず期限を設定します。期限を設定することで目標を達成するための計画が立てられます。進捗度合いを確認しながら、計画を実行することで日々のやる気と目標達成への意識を継続させることが可能です。

数値目標を設定する
達成期限の設定と同時に数値目標を設定します。数値目標を明確にすることで目標達成までの距離感が分かるようになります。目標を達成するまでやる気を継続させるためには、小さな成果を実感することと、目標までの見通しが鮮明であることが不可欠です。

目標を自分事化する
行動を継続させるには、与えられた目標でなく自分自身が主体になることが大切です。「客先に新提案を行う」→「喜ばれ契約に繋げる」→「売上目標を達成する」→「目標達成で評価を上げる」といったように、自分自身にとっての成果が何かをはっきり意識し自分事化しましょう。

行動を習慣化させる
目標を習慣化させたい場合は、そのことに取り組む時間を決めることがコツです。毎日の歯磨きや朝食、就寝時間と同じように、生活の中に自然と馴染ませることができれば、それはやがて習慣となります。まずは違和感のない、さりげない「質量」から始めましょう。

いかがだったでしょうか？
目標は、それぞれのコツを上手に使い行動を継続させ、「いかに習慣化させる」といったことで達成率が高まります。ぜひ記事を参考に、皆さんそれぞれの目標に挑戦してみてください。

＜ライタープロフィール＞

担当ライター：h.nakano
ノベルティグッズの専門家、販促ノベルティ卸売りセンターを運営するサンソニックの社長です。数あるノベルティグッズお取り扱いサービスの中から、ご訪問いただきありがとうございます。マーケティングや集客を見据えた、ノベルティ用素材商品の開発を主に担当。名入れ制作事例ではエディタとして取材執筆するほか、素人ながらスチール撮影も何とかこなしております。
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