販促レポート：今すぐ職場で実践、気が利く人になる5つのハウツー

販促レポート

2016/07/20　仕事術ハック

今すぐ職場で実践、気が利く人になる5つのハウツー

どうして自分は気が利かないのか、など自身の性格について悩んだ経験はありませんか？実は、気が利く人とそうでない人の差はほんの少し、単純な行動の積み重ねだったりするのです。そこで今回は、気が利く人になるために必要なハウツーを紹介します。

気遣いとは、相手のニーズに応えること
今すぐ職場で実践、気が利く人になる5つのハウツー

気遣いというと非常に重い言葉のように感じますが、いたってシンプルです。気遣いとは、「相手のニーズに応えること」です。

人は誰しも承認欲求というものを持っています。認められたい、ほめられたいという欲求は幼い頃から変わりません。「認められたい」をより具体的にすると、「自分が出した成果に対して称賛の言葉が欲しい」、「自分の存在価値を認めてほしい」、「丁寧に扱ってほしい」と解釈できます。

ここで一つ例をあげましょう。
あなたが上司に提案資料の印刷を頼まれたとします。その場合、普通に資料を印刷するだけでも感謝されますが、以下のポイントを足してみるとどうでしょう？

部数ごとにホチキス留めする
クリアファイルに封入する
クリアファイルの表面に付せんをはって、資料の順番などを記載する
さらに、その付せんに「気の利いた一言」を添えておく

この資料を受け取って上司はどのように感じるでしょうか。
「提案の場で滞りなく資料を配布できるよう準備しておきたい」という自分の気持ちを分かってもらえたと感動するかもしれません。さらにいえば、「丁寧に扱われた」とも感じたかもしれません。

例を見てわかる通り、作業量でいえば大差はありません。大切なのは、「相手に喜んでもらえるか」という想いがつまっているかどうか。それが気遣いにつながるのです。

気が利かない人によくみられる特徴
今すぐ職場で実践、気が利く人になる5つのハウツー

気が利かない人、になんて誰もなりたくありません。
しかしながら、周囲からどのように評価されているかは自分ではなかなか気付けないもの。ここでは気が利かない人によく見られる特徴をまとめました。もし、どの項目にも心当たりがあるようであれば要注意です。

行動範囲が狭い
自分のやるべきことに集中するのは良い心がけですが、視野が狭くなりすぎると周囲に気を配れないと誤解されてしまいます。「自分の担当ではないからやらない」という姿勢だと、いつまでたっても気遣う心を持つことができません。

相手の嫌がることを想像していない
相手の嫌がることを想定せずに行動することは、ミスやトラブルを生み出しかねません。気遣いには相手の視点が必要不可欠です。自分が良かれと思ったことでも、相手のニーズに応えていなければ、それは「気が利かない」という印象を与えてしまうのです。

内向的で自信がない
内向的で自信がない人は、気遣いの心があるにもかかわらず、勇気を持てずに結局、何も出来ぬまま「気が利かない人」という印象を与えてしまいます。気が利く人という印象は行動でしか伝えられません。勇気を持って行動することが大切です。

気が利く人になるために必要な5つのハウツー
今すぐ職場で実践、気が利く人になる5つのハウツー

では、どのようなポイントに注意すれば気が利く人になれるのでしょうか。それは以下の5つのハウツーに要約されます。

1.常に相手の動きを観察する
観察とは、相手の「視線」「表情」「口調」「しぐさ」など言外から発信される情報を頼りに自分なりの仮説を立てるということです。観察眼は経験値に比例して養われます。日ごろから公私問わずにできるだけ多くの人と会うことが大切です。

2.エンターテイナーの心を持つ
エンターテイナーのように人を喜ばせる、笑顔にするという心構えを持つことが大切です。常にこういう気持ちでいると自然と気遣いの心が生まれてくるものです。小手先のテクニックを使うよりも、こういうシンプルなマインドを持つ方がよっぽど効果的です。

3.相手を畏敬（リスペクト）する
上でも述べたように、気遣いとは「相手のニーズに応えること」、「相手を尊重すること」です。人間は軽蔑している相手に対し、正反対の「尊重」の態度を作れません。苦手な人であっても、尊敬する部分を見つけるよう努力しましょう。

4.心にゆとりを持つ
心のゆとりがなければ、自分のことで精いっぱいで相手のことを考える余裕がなくなります。常に仕事に追われて多忙なようであれば、とても気遣いなどできないでしょう。相手に気遣いをしたいならば、まず自分の時間の使い方から見直しましょう。

5.入念な準備を怠らない
感動する気遣いには、そこに多くの時間がかかっていることが多いです。例えば、あなたが職場の飲み会の幹事を任されたとして、こんな準備をしてみたらどうでしょう？

飲み会の日に誕生日の人がいるか確認する（ちょっとしたお祝いを兼ねる）
予算設定と支払いのバランス（誰が多めに支払うのか）を決める
アレルギー持ちの人を確認する

おそらく、参加した人は喜んで飲み会を終えることでしょう。じっくりと準備に時間をかけるからこそ感動を与えることができるのです。

いかがでしたでしょうか。
気遣いとは、相手のニーズに応えることであり、相手を喜ばせること。何も難しいものではないことがお分かりいただけたかと思います。ぜひ、この機会に参考にしてみてはいかがでしょうか？

＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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