販促レポート：バイトスタッフのやる気を引き出す！正しい相談の乗り方 【販促ノベルティ卸売りセンター】

人間関係、仕事内容、スキルアップなど、誰もが様々な悩みを抱えてます。バイトスタッフから悩みを相談された際、皆さんは丁寧に耳を傾けてますか？本日は正しい相談の乗り方をご紹介、信頼関係を築き楽しい職場つくりを心掛けましょう。

相談したくなる雰囲気を作ろう


仕事が上手くいかない、人間関係で悩んでいる・・・
バイトスタッフにとってそんな時は、身近な相談相手として、上司である「あなた」が頼りかもしれません。しかし、いつも忙しいからといってピリピリした空気を作ってたりしてませんか？

2014年に求人サービスのエン・ジャパンが行った調査によると

20代の男女に「今までに尊敬する上司に出会ったことがありますか」と伺うと、76％の方が「ある」と答えました。～中略～
第1位は「いつでも相談できる雰囲気がある」（36％）でした。

という結果が出ており、相談できる関係構築が大切であることが伺えます。

的確なアドバイスより「聞く力」。相談というと「的確なアドバイスをしなきゃ」とつい思いがちですが、むしろ大切なのは「相手の悩みを受け止める」ことや「相手の悩みに共感する」ことだと言われてます。

中には「何に悩んでいるか分からない」といった漠然としたケースも多く、皆が皆、具体的なアドバイスを欲しているわけでありません。まずは遮らずに相談内容をじっと聞き、共感肯定することが大切にです。



あなたもやっているかも？相談しにくい人の特徴


相談にうまく乗れたかどうかは、なかなか自分では判断できません。もしかしたら、間違えた対応をしていて、部下は心を閉ざしているかもしれません。ここでは、相談しにくい人の特徴をまとめています。

人の話を聞かない
相談しにくい人の最大の特徴が、話したがりで人の話を最後まで聞けないことです。とにかく話をしたいから、相手の話にあまり興味を持てず、常に自分が何を話そうかを考えています。

一般論を重要視する
人の悩みは千差万別。もちろん、一般的な尺度に当てはまらないこともたくさんあります。一般論を基準にすれば、相談者は「自分の気持ちを全く分かってくれていない」と心を閉ざしてしまいます。

自分の意見が正しいと思っている
自分の意見が正しいと思うことは大切、しかし強く思い込みすぎると、それ以外は全て間違いであると考えるようになり、その気がなくても、相手を全否定するような発言をしてしまいます。

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当てはまるものが多ければ要注意ですね！



やる気を引き出す！正しい相談の乗り方


バイトスタッフのやる気を引き出すには、果たしてどんな相談の乗り方が良いのでしょう？以下にて、5つのポイントを考察してみました。

1．とにかく聞くことに徹する
相談というと、「アドバイスをする」、似たような「自分の体験を話す」ということを想像しがちですが、まずはバイトスタッフの相談内容を聞きましょう。話すことで頭の中は整理されますし、多くの場合それだけで自己解決することがあります。

2．共感する、肯定する
たとえ、バイトスタッフの考え方が間違っていても、視野が狭いと思っても、それに対して否定をしてはいけません。まず、その人の「悩みを話したい」という欲求を満たすことが先決。そのためには、否定せずとにかく共感し肯定することが重要です。

3．主語に「私」をつける
「あなたは？」と言ってしまうと、決めつけっぽくなり、相手にとっては「自分の何を知っているの？」という気持ちになってしまいます。主語に「私」をつけるだけで、相手には個人的な意見と受け止められ、こちらの意見も伝わりやすくなります。

4．アドバイスは提案形式にする
アドバイスを受け入れて実行するかどうかは、相談してきたバイトスタッフ次第です。押し付けがましくなく、「私なら〇〇って思うけど、どう？」と少し一歩引いた距離感でアドバイスをすると、相手も意固地にならずすんなり耳を傾けてくれます。

5．頑張れと言わない
相手を鼓舞するために使いがちな「頑張れ」ですが、すでに頑張っている人にとっては逆効果、投げやりな対応と思われかねません。「自分のペースで」のように相手をリラックスさせる言葉が効果的で、例えるなら童話「北風と太陽」の精神です。


いかがでしたか？
相談は、まず聞くということが大前提。バイトスタッフの悩みを否定したり、遮ったりせずに最後まで聞きましょう。その小さな積み重ねが部下と上司の信頼関係の構築につながるかもしれません。ぜひ、本日のコラムを参考に実践してみてください。


＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
WordPressサイト制作／Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
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