販促レポート
2018/03/14 ワードプレス
<WordPress> 企業サイトを活かすSEO対策、集客&アクセスUP
企業サイトで収益を伸ばすならブログソフトのワードプレスが断然おすすめ。使えるプラグイン(オプション機能)も豊富で、何といっても無料で操作も簡単。今回はWordPressのアクセスアップには必要不可欠なSEO対策について徹底解説します。
アクセスアップに欠かせないSEOとは?

アクセスアップに繋がるSEOは、今や欠かせない集客販促手法の一つになりました。昔に比べ一般的になったため、ご存知の方も多いかと思いますが改めて解説いたします。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略。検索エンジン最適化とも言われ、Googleの検索結果に自社サイトを上位表示するために行う施策全般のことを指します。
Googleは、検索結果のアルゴリズム(仕組み)を公開していないため、どんなSEO対策を実施したとしても「確実に検索上位にできる」という確証はありません。しかし、アルゴリズムのアップデートがあった際に発表される公式ブログなどを参照し、大まかな対策を立てることは可能です。
ちなみに、日本では「Yahoo検索」の利用率も高いですが、Yahooは2011年からGoogleの検索技術を利用しており、そのためGoogleを基準とした対策をしておけば、ほぼ全ての検索結果において対策ができると考えられています。
SEO対策のメリットとデメリット

SEO対策を行う前に、まずメリットとデメリットについて理解しておきましょう。
SEO対策のメリット
SEO対策のデメリット
ユーザーファーストを最重要視

ブラックハットSEOという言葉をご存知でしょうか。ブラックハットとは、Googleのアルゴリズムの抜け穴を見つけ、強引に検索上位に表示させる手法で、例えば「大量の被リンクを集める」「無意味な長文コンテンツの量産」といった行為が代表的です。
最近のブラックハット事例では、2016年末に日本で起きたキュレーションメディア炎上の問題が記憶に新しいところです。この事態を重く見たGoogleは、2017年12月6日に医療や健康分野における検索アルゴリズムの大幅改善を行いました。これにより、医療従事者や専門家、医療機関などから提供されるコンテンツが検索上位に表示されやすくなりました。
参考記事:医療や健康に関連する検索結果の改善について
直近では検索アルゴリズムの精度が高まったこともあり、これらブラックハットはほぼ完璧に通用しなくなりました。さらに現在、SEOの王道的対策は、Googleが考える本質的な理念である「ユーザーファースト」にますます近づいたと言えます。
SEO対策と呼ばれる手法は多く存在しますが、最も大切なのはGoogleが掲げるユーザーファーストという考え方。ユーザーファーストという理念の元、適切な対策をコツコツと積み上げていくことが、今後はより一層求められます。
SEO対策で外せない基本設定5つ

SEO対策の中でも、最初にしておく基本設定について紹介します。これらを設定しなければ、たとえ良いコンテンツを発信していたとしても、効果を最大化できません。必ずチェックしておいてください。
1.メタタグを設定する
メタタグとは、検索エンジンやブラウザに「サイトや記事の情報を伝えるコード」のことです。SEOで特に重要視されるのは「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」です。この2つのタグに対策キーワードを入れて検索上位を狙うというのは王道のSEO対策の一つです。WordPressでは「All in ONE SEO」と呼ばれるプラグインを使えば簡単に設定することができます。
2.サイトマップを作成する
サイトマップとは、検索エンジンと訪問ユーザーに対してサイトにどのようなページが存在するかを伝えるもので、SEO上非常に重要な要素の一つです。これを設定すると、検索結果へ表示されるスピードが格段に上がります。詳しいサイトマップの作成方法は過去記事で紹介しているので、そちらをご参照ください。
過去記事:<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|解析ツール導入編
3.リッチスニペットにする/構造化データの最適化
リッチスニペットにすると、検索結果に「評価の星」「レビュー数」といった補足情報を表示することができます。ただし、設定したからといって必ず表示されるわけではありません。検索順位には影響しませんが、検索結果上の情報が増えてクリック率の向上につながります。リッチスニペットは「All In One Schema.org Rich Snippets」というプラグインで設定可能です。
4.レスポンシブ対応/スマホ対応をする
スマホ対応は、キーワード、被リンクといった項目と比較すると重要度は劣るものの、SEOの重要な評価項目の一つです。WordPressの場合、テーマはレスポンシブ対応のものも多く、あまり心配する必要はないかもしれません。もし、途中でテーマを変更する場合は、レスポンシブ対応のものか必ずチェックしましょう。
5.ページ表示速度を改善する
ページ表示速度が遅くなるのは、主にサイズの大きい画像、CSSとJavaScriptの読み込みが原因になっていることが多いです。画像はアップロード前にサイズを縮小しましょう。CSSとJavaScriptはプラグイン「Head Cleaner」を使えば記述方法を最適化できます。もし、ページ表示速度を知りたい場合は、Googleの無料ツール「PageSpeed Insights」を使うと良いです。速度だけでなく改善点も知ることができます。
初心者がやりがちな逆効果のSEO対策

様々なSEO対策の中で、つい初心者がやってしまいがちな間違ったSEO対策を紹介します。うっかりやってしまっている方は、気をつけてくださいね。
不自然な被リンクを増やす
プレスリリースを大量配信したり、サテライトサイトを作成して相互リンクを貼ったりしてませんか?良い効果も期待できない上、最悪の場合、ペナルティを受けることも。自演リンクに限らず、質の低い被リンクは評価を下げます。被リンクチェックツールなどを使って、被リンクの質や数を適宜確認しましょう。
見出しタグを階層構造にしていない
見た目を調整するために見出しタグを使用していませんか?見出しタグは、検索エンジンに正しく読んでもらうための目印であり、階層構造で書くのが基本です。もし、階層構造で書いてない場合、不親切なコンテンツと判断され、検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。
過度にキーワードを詰め込んでいる
検索結果を上位にするために、キーワードをたくさん不自然に入れてませんか?キーワードを多く入れても、そのコンテンツがキーワードとマッチしていなければ効果はありません。大切なのは、キーワードの数よりも、検索キーワードに対して、適切な回答をコンテンツに用意できているかです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、アクセスアップには欠かせないSEOについて解説しました。次回は、実際にどのようにしてSEO対策をしていくのか、図解しながら進めていく「実践編」をお届けします。サイト制作について最初からおさらいしたい場合は、バックナンバーをどうぞ。
<ライタープロフィール>

アクセスアップに繋がるSEOは、今や欠かせない集客販促手法の一つになりました。昔に比べ一般的になったため、ご存知の方も多いかと思いますが改めて解説いたします。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略。検索エンジン最適化とも言われ、Googleの検索結果に自社サイトを上位表示するために行う施策全般のことを指します。
Googleは、検索結果のアルゴリズム(仕組み)を公開していないため、どんなSEO対策を実施したとしても「確実に検索上位にできる」という確証はありません。しかし、アルゴリズムのアップデートがあった際に発表される公式ブログなどを参照し、大まかな対策を立てることは可能です。
ちなみに、日本では「Yahoo検索」の利用率も高いですが、Yahooは2011年からGoogleの検索技術を利用しており、そのためGoogleを基準とした対策をしておけば、ほぼ全ての検索結果において対策ができると考えられています。
SEO対策のメリットとデメリット

SEO対策を行う前に、まずメリットとデメリットについて理解しておきましょう。
SEO対策のメリット
- 費用対効果が高い
- 専門的な知識がいらない
- 中長期的な流入が見込める
SEO対策のデメリット
- 効果が出るまでに時間がかかる
- アルゴリズム変更により順位が変動する
- 時間と労力(人的コスト)がかかる
ユーザーファーストを最重要視

ブラックハットSEOという言葉をご存知でしょうか。ブラックハットとは、Googleのアルゴリズムの抜け穴を見つけ、強引に検索上位に表示させる手法で、例えば「大量の被リンクを集める」「無意味な長文コンテンツの量産」といった行為が代表的です。
最近のブラックハット事例では、2016年末に日本で起きたキュレーションメディア炎上の問題が記憶に新しいところです。この事態を重く見たGoogleは、2017年12月6日に医療や健康分野における検索アルゴリズムの大幅改善を行いました。これにより、医療従事者や専門家、医療機関などから提供されるコンテンツが検索上位に表示されやすくなりました。
参考記事:医療や健康に関連する検索結果の改善について
直近では検索アルゴリズムの精度が高まったこともあり、これらブラックハットはほぼ完璧に通用しなくなりました。さらに現在、SEOの王道的対策は、Googleが考える本質的な理念である「ユーザーファースト」にますます近づいたと言えます。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
引用:Google が掲げる 10 の事実より
SEO対策と呼ばれる手法は多く存在しますが、最も大切なのはGoogleが掲げるユーザーファーストという考え方。ユーザーファーストという理念の元、適切な対策をコツコツと積み上げていくことが、今後はより一層求められます。
SEO対策で外せない基本設定5つ

SEO対策の中でも、最初にしておく基本設定について紹介します。これらを設定しなければ、たとえ良いコンテンツを発信していたとしても、効果を最大化できません。必ずチェックしておいてください。
1.メタタグを設定する
メタタグとは、検索エンジンやブラウザに「サイトや記事の情報を伝えるコード」のことです。SEOで特に重要視されるのは「タイトルタグ」と「ディスクリプションタグ」です。この2つのタグに対策キーワードを入れて検索上位を狙うというのは王道のSEO対策の一つです。WordPressでは「All in ONE SEO」と呼ばれるプラグインを使えば簡単に設定することができます。
2.サイトマップを作成する
サイトマップとは、検索エンジンと訪問ユーザーに対してサイトにどのようなページが存在するかを伝えるもので、SEO上非常に重要な要素の一つです。これを設定すると、検索結果へ表示されるスピードが格段に上がります。詳しいサイトマップの作成方法は過去記事で紹介しているので、そちらをご参照ください。
過去記事:<WordPress> ワードプレスで企業サイト制作|解析ツール導入編
3.リッチスニペットにする/構造化データの最適化
リッチスニペットにすると、検索結果に「評価の星」「レビュー数」といった補足情報を表示することができます。ただし、設定したからといって必ず表示されるわけではありません。検索順位には影響しませんが、検索結果上の情報が増えてクリック率の向上につながります。リッチスニペットは「All In One Schema.org Rich Snippets」というプラグインで設定可能です。
4.レスポンシブ対応/スマホ対応をする
スマホ対応は、キーワード、被リンクといった項目と比較すると重要度は劣るものの、SEOの重要な評価項目の一つです。WordPressの場合、テーマはレスポンシブ対応のものも多く、あまり心配する必要はないかもしれません。もし、途中でテーマを変更する場合は、レスポンシブ対応のものか必ずチェックしましょう。
5.ページ表示速度を改善する
ページ表示速度が遅くなるのは、主にサイズの大きい画像、CSSとJavaScriptの読み込みが原因になっていることが多いです。画像はアップロード前にサイズを縮小しましょう。CSSとJavaScriptはプラグイン「Head Cleaner」を使えば記述方法を最適化できます。もし、ページ表示速度を知りたい場合は、Googleの無料ツール「PageSpeed Insights」を使うと良いです。速度だけでなく改善点も知ることができます。
初心者がやりがちな逆効果のSEO対策

様々なSEO対策の中で、つい初心者がやってしまいがちな間違ったSEO対策を紹介します。うっかりやってしまっている方は、気をつけてくださいね。
不自然な被リンクを増やす
プレスリリースを大量配信したり、サテライトサイトを作成して相互リンクを貼ったりしてませんか?良い効果も期待できない上、最悪の場合、ペナルティを受けることも。自演リンクに限らず、質の低い被リンクは評価を下げます。被リンクチェックツールなどを使って、被リンクの質や数を適宜確認しましょう。
見出しタグを階層構造にしていない
見た目を調整するために見出しタグを使用していませんか?見出しタグは、検索エンジンに正しく読んでもらうための目印であり、階層構造で書くのが基本です。もし、階層構造で書いてない場合、不親切なコンテンツと判断され、検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。
過度にキーワードを詰め込んでいる
検索結果を上位にするために、キーワードをたくさん不自然に入れてませんか?キーワードを多く入れても、そのコンテンツがキーワードとマッチしていなければ効果はありません。大切なのは、キーワードの数よりも、検索キーワードに対して、適切な回答をコンテンツに用意できているかです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、アクセスアップには欠かせないSEOについて解説しました。次回は、実際にどのようにしてSEO対策をしていくのか、図解しながら進めていく「実践編」をお届けします。サイト制作について最初からおさらいしたい場合は、バックナンバーをどうぞ。
<ライタープロフィール>
担当ライター:ryusuke
WordPressサイト制作/Web集客の専門家。大手広告代理店にて、百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのコンテンツライターとして活動中。執筆テーマは、集客やマーケティングなどビジネス関連、グルメや音楽関連。
公式ブログ
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