販促レポート：今すぐ実践！褒めるスキルを身につけスタッフのやる気を高めよう

販促レポート

2017/02/08　仕事術ハック

今すぐ実践！褒めるスキルを身につけスタッフのやる気を高めよう

褒めて伸ばす、褒めることが大切、と分かっていても中々実行に移せませんよね。スタッフや部下に対し、どうすれば「上手に」「自然に」褒めてあげられるのでしょう？今回は、職場のやる気を高める「褒めるスキル」について考察してみました。

褒めることで仕事の生産性は上がるのか？
今すぐ実践！褒めるスキルを身につけスタッフのやる気を高めよう

「褒める」という行為は、ビジネスにあまり関係のないものだと思ってませんか？
しかし、本質的に人間は「認められたい」と思う生き物であり、仕事の成果や頑張りを認めてもらいたいと思うもの。ときには、認められたいという感情は、仕事のやる気に結びつきます。

仕事で褒められたい、という考え方にはどうやら世代間でギャップがあるようです。PRESIDENT Onlineが、上司世代300人（40～50代管理職）、部下世代300人（20～30代）を対象に「仕事に何を望みますか」と聞いたところ、

上司グループは「自分のやりがいや達成感が欲しい」が最も多く、部下グループは「仕事を通して周りに認められたい」が最も多い結果となりました。
参照：PRESIDENT Online

テクノロジーが発展し、より生産性や効率が求められる中、褒めるという行為は、一見非効率なことと思うかもしれません。しかし、このデータを見る限り、若い世代であるほど「認められる」「褒められる」が仕事のモチベーションに繋がっていることが分かります。

若い世代がこう思う背景には、ネットの普及により対面コミュニケーションの減少が大きく影響しているかもしれません。友達の投稿に、「いいね！」や「コメント」をし合うFacebookやインスタグラムといったSNSが流行ったのも、これらが「認められたい」欲求を満たすものだからと考えられます。

褒める行為は、人間関係を円滑にする上では非常に大切なスキル。たとえネットが普及しても、それは同様です。いやむしろ、ネットが普及しコミュニケーションが希薄になっているからこそ、相手を褒める（認める）ということが益々重要になってきます。

褒める上でやってはいけないこと
今すぐ実践！褒めるスキルを身につけスタッフのやる気を高めよう

実際に褒める上でやってはいけないことが、いくつかあります。ここでは、そのNG行動を紹介します。よくやってしまっていると心当たりがある場合は、要注意ですよ。

心から思ってもいないことで褒める
心にもないことで褒めても相手には響きません。嘘っぽさが相手に伝わってしまい、逆効果です。嘘をつく行為は、褒める上で最もNGです。絶対にやめましょう。本心で思っていることを褒めるようにしましょう。

相手をコントロールしようという気持ちを持つ
褒める＝手段と考えていると、どこかで見返りを求める、相手をコントロール下に置こうという気持ちの元に行ってしまいます。もちろん、その意図は相手にも伝わりますし、結果として自分の思い通りにはいきません。純粋に相手を褒め称える気持ちでいましょう。

誰に対しても、褒め方が一緒
褒められて嬉しいポイントや方法は人によって異なります。一辺倒に色んな人を褒めていては、「心がこもっていない」と思われて、お世辞と誤解されてしまいます。日々観察し、相手がどういったことを褒めて欲しいのかを把握することが重要です。

褒めるスキルを身につける5つのポイント
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では、褒めるスキルを身につける上で、どのようなことが重要になるのでしょうか？集約される5つのポイントを考察しましたのでご紹介します。

周囲をよく観察する
褒める力を身につけるには、日々の観察が欠かせません。つい目立った箇所ばかり褒めてしまいますが、実は目立った部分はよく言われていて聞き慣れている可能性があります。むしろ、皆が気づかないささいな事の方が良かったりします。そのためには、日頃からの観察が大切になってくるのです。

恥ずかしがらずに褒める
褒めるのは照れくさいことかもしれません。「急にどうしたの？」と周囲の視線が気になるかもしれません。しかし、照れてばかりいては、なかなか自分の思いを伝えることはできません。思い切って恥を捨てて褒めましょう。

語彙（ごい）力をつける
褒めるのに、ありきたりな聞き覚えのある言葉では「お世辞」と捉えられてしまうかもしれません。相手に明確に意図を伝えるには、語彙力が多い方が良いでしょう。様々な本を読むなどをして、語彙力を高めましょう。

相手視点に立つ
褒められれば必ず嬉しくなるとは限りません。褒めるポイントによっては、不快感を示されるかもしれません。自分が褒めたいポイントで褒めても、相手が喜ぶ保証はありません。相手がどこを褒められたら嬉しいのか、自分視点ではなく常に相手の視点に立って考えることが大切です。

失敗や未熟さに寛容になる
部下や後輩を褒める際に、自分のレベルに合わせてしまうと、ミスや失敗など悪い点ばかりが目立ち、褒める事が難しくなってしまいます。褒めることは相手を認めるということ。相手の至らぬ点に目を瞑れる寛容さが大切なのです。

いかがでしょうか。
褒めるということは、人とコミュニケーションをする上で非常に大切なスキルです。使い方さえ間違えなければ、お互いをどんどんハッピーにするものです。ぜひ、褒めるスキルを身につけて、スタッフや部下と良好な関係を築いていきましょう！

＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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