販促レポート：優秀なビジネスマンほど実践、数値化の習慣を身につける5つのコツ 【販促ノベルティ卸売りセンター】

計画性がなく効率が悪い、夜遅くまで仕事をしてしまう・・・そんな経験ありませんか？実は優秀な人ほど、しっかり計画を立て、作業効率を数値化し考え行動するそうです。本日は、このような習慣を持つためのコツをご紹介します。

数字は全てでないが、数字はとても大切


ビジネスは営利活動です。
売上が上がらなければ、従業員を雇用し続けることはできませんし、パソコンや電話機といった設備にも投資できません。会社にいると、ついこの当たり前のことを忘れてしまいますが、ビジネスをする上で、「数値化の習慣」というのは必要不可欠なものなのです。

ビジネスでは数字を毎日見ることが大切です。
数字は嘘をつきません。業績が上がったら上がった理由が、下がったら下がった理由が数字に表れます。
もちろん、数字をつくっているのは人間ですから、間違えていることもありますし、ときには故意に操作することもあるかもしれません。
でも、毎日数字を見ていれば、おかしなところは気がつくものです。
引用：リーダーたちの名言集 名言DB

この言葉は、かの有名なエイチ・アイ・エスを立ち上げた澤田秀雄さんの名言です。
この名言にも表れている通り、数字は嘘をつきません。ちなみに、この話は事業計画というマクロな話に限らず、社内のコミュニケーションといったミクロな話にも通ずることです。

例えば、上司と部下の場合、言葉が足りていないだけでなく、明確な数字を交えての具体性が不足することが多いようです。感覚的な伝達だけでは、上司と部下の間にも解釈のズレが生じかねません。

「いつまで」や「どこまで」「どれだけ」など、業務の時間配分や質量も数値的に確認し合う方が、混乱を抱かず作業効率を高めることができます。数字を交えるコミュニケーションは全てでありませんが、やはりとても大切なことです。


数値化の習慣がない人に見られる特徴


ではここで改めて、実際に数値化の習慣がない人にはどのような特徴があるのかを以下にまとめてみました。当てはまるものが多ければ要注意です。

過去の成功体験を何より優先する
過去の成功体験に基づく判断は間違いではありません。しかし、それが必ずしも全てではありません。ご存知地の通り、ネットの普及や物流の高度化にともない、世の中は大きく変革してきました。基準や平均は、絶えず変化しているということも知っておくべきです。

そもそも数字を信用していない
数字を元に立てたシミュレーションは、全くアテにならないこともあります。だからといって、数字を信用せずに場当たり的に行動するのは非効率です。数字を軽視すれば、定められた目標を達成することはできませんし、原因や問題点も分からずじまいです。

気合やパワーで乗り切ろうとする
できない原因を、やる気や労働時間に頼るのは間違いです。原因や問題点は、数字で明確にして分かるものです。頑張っても方向性が間違っていたら逆効果です。気合いやパワーに頼ってばかりでは、本来使わなくてよいエネルギーを無駄に浪費してしまうかもしれません。

考える時間を無駄だと思ってしまう
確かに行動は大切です。考えるだけで頭でっかちになるのは良くありません。しかし、考えなしに動くのはとても非効率です。できる人ほどロジカルに考えて最小限の行動で成果を出しています。ビジネスの成功では、考えることは大切なプロセスの一つです。


数値化の習慣を身につける上で有効な5つのコツ


では、数値化の習慣を身につけるためには、一体どうすれば良いのでしょうか。優秀なビジネスマンほど実践しているという、有効な5つのコツをご紹介いたします。

1.まずは目標の数値化から実践する
仕事上の目標だけでなく、プライベートの目標も自主的に数値化しましょう。例えば、「月間で100km走る」や「年間に100冊読書する」など、身近な目標の数値化を始めることで、数値化の習慣が身につきます。

2.目標から逆算して考える
逆算思考ができるようになると、自然と数字で物事を考えるようになります。どうしたら目標に近づけるかと考えると、目標と現状のギャップを明確にしようと考えるようになります。「曖昧なものを数字で明確にしよう」という意志を持つことが、数値化の習慣を身につける上では大切なことなのです。

3.記録をつける
定量的なデータをとれれば、「ランニングの記録」や「1日の摂取カロリー」でも何でも良いです。記録をつければ数値データは蓄積されます。すると、「予想以上にできていない」、「こうすれば改善できる」と数値を元に自然と分析するようになります。

4.徹底的に時間管理を行う
記録をつけるのが億劫な場合、まずは時間管理から始めてみましょう。例えば、「寝不足」という課題がある場合、睡眠時間から逆算して予定を立ててみましょう。布団に入る時間、ご飯を食べる時間、電車に乗る時間など、綿密に予定を組むとなると、意外と計算が必要になるのが分かると思います。

5.なぜそうなるのか？という問いを習慣にする
なぜそうなるのか？といった単純な問いをたくさん自分に問いかけることが大切です。疑問がなければ、数字で明確にしようと思わないからです。疑問は、数字で回答できるものであるほど好ましいです。多くの情報に触れて、疑問をたくさん作りましょう。


いかがでしたでしょうか。
行動をすることも大切ですが、数値化の習慣を持つことで、さらにそのやるべき行動が明確になり、目標までの最適なルートを設計することができます。ぜひ、参考にしてもらえればと思います。


＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
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