販促レポート：バイトのやる気を伸ばし、顧客サービスの品質向上を目指す 【販促ノベルティ卸売りセンター】

店舗運営においてバイトスタッフの教育は避けられないテーマ。あらゆる時間帯で安定した顧客サービスを維持するには、店舗責任者と同等レベルのスタッフを育成しなければなりません。そこで今回は、アルバイトの「やる気」を伸ばすコツをお伝えします。

業績に直結するバイトスタッフの定着率


スタッフがすぐに辞めてしまう、といったことでお困りじゃありませんか？
アルバイトスタッフの多くは、学業や個人活動など他の本分を持っている場合がほとんどで、「時給」や「勤務条件」が自分に合っているか？という基準だけが働く動機となりがちです。

入店したばかりや仕事を通じた目標設定がないなど、モチベーションがそれほど高くない状態で厳しい言葉をかけるのは逆効果。むしろ働く意欲を失うことに繋がってしまいます。「やる気を出せ」や「しっかり働け」といった、叱咤だけでは良い結果が得られません。

特にアルバイトが主体となって運営される店舗では、急なスタッフ欠員による影響は少なくありません。仮にすぐに欠員補充ができたとしても、少しでも早く業務を覚えてもらわなければ、顧客サービスの品質低下による売り上げダウンなど、業績に直結する可能性もでてきます。

業務の意味合いを教え仕事への理解度を高めながら、じっくりと「やる気」を育てていくことが基本となります。


バイトスタッフを管理する店舗責任者の心構え


アルバイトに対し高品質のサービスを求めるなら、教える側の店舗責任者にも応分の基本的な心構えが必要になります。以下の点をできるだけ心がけましょう。

気配りや思いやりを持つ
人間は誰しも日々万全な精神状態でいられるとは限りません。できるだけバイトスタッフの事を気にかけ、コンディションが悪い人がいれば「大丈夫」などと声をかけてあげましょう。

全てのスタッフと公平に接する
アルバイトと正社員で区別したり、若いスタッフに横柄な態度をとることは避けるべき。特に気をつけたいのが、若い女性とだけ親しい態度をとること。これは絶対にしてはいけません。

積極的に声を掛け、聞く耳を持つ
忙しくなったり考え事をしてたりするとつい忘れがちですが、店舗責任者の方から積極的に声を掛けるのはとても大事です。また、ささいな悩み事にも出来るだけ耳をかたむけましょう。

他人との比較をしない
それぞれ個性があるのは当然なこと、また年齢や性別などで仕事の結果に差がつくこともあります。スタッフ同士の比較は、当事者間のわだかまりのキッカケとなるので避けましょう。



バイトスタッフのやる気を伸ばす具体的なコツ


やる気を伸ばす具体的なコツとして多くの要素がありますが、ここでは代表的な5つのポイントについてご紹介します。

褒める時は、みんなの前で褒めること
バイトスタッフを褒める時は、できるだけ大勢の前で褒めてあげましょう。褒められて嫌な気持になる人はいませんし、それを見ている他のスタッフも「自分も褒められたい」などモチベーション向上に繋がります。みんなの前で褒めて伸ばすことは基本中の基本です。

注意する時は、1対1で注意すること
逆にバイトスタッフを注意する時は、周りに人がいない時に限定しましょう。大勢の前で叱ることは本人のプライドを傷つけてしまうだけでなく、スタッフ全体を委縮させてしまいかねません。特にお客さんの目の前で注意することは厳禁で、もってのほかです。

命令でなく理由を付けてお願いすること
人間は強制的な命令では良い働きをしてくれません。逆に、自分が納得しすすんでできる仕事には気持ちが込められていてよい結果をもたらす事が多くなります。「・・・をしろ」でなく「・・・をお願いします」とした方が、円滑なコミュニケーションに繋がります。

チームワークを大切にすること
チームワークが良い店舗は、売り上げも伸びていることが多くなります。また、スタッフ間のコミュニケーションがとれているということは、店舗責任者の信頼も厚いという証。バイトや正社員といったことにとらわれず、みんなを「仲間」と思う雰囲気作りが大切です。

店舗全体の数値目標を共有すること
ただ店舗に来て働いて帰るでは面白くないですし、モチベーションは維持できません。本日の売上や月間目標を公開しバイトスタッフを含めた全体で共有し、目標達成のために何が必要なのかを話し合い、顧客サービスの品質向上に役立てましょう。


いかがでしたでしょうか。
スタッフがすぐに辞めてしまう・・・はスタッフ自身に都合があるかもしれませんが、店舗や店舗責任者に問題があることも少なくありません。「心構え」や「コツ」を参照し、バイトスタッフのやる気を伸ばしながら、顧客サービスの品質向上に取り組みましょう。


＜ライタープロフィール＞

担当ライター：h.nakano
数あるノベルティグッズ取り扱いサービスの中から、ご訪問いただきありがとうございます。販促ノベルティ卸売りセンターを運営するサンソニック株式会社の代表取締役社長です。商品企画開発とシステム&サーバ運用を担当、人気コンテンツの「名入れ制作事例」ではエディタとして取材執筆するほか、素人ながらスチール撮影も何とかこなしております。
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