販促レポート：人の目をグッと引き付ける、魅力的な広告の作り方 【販促ノベルティ卸売りセンター】

広報宣伝担当者にとって広告作りは日常業務そのもの。大規模なキャンペーンやイベントであれば応分の予算をかけられるものの、SNSやブログへの投稿レベルではそうはいきません。本日は、自分でできる魅力的な広告の作り方をご紹介します。

人の目をグッと引き付ける広告とはどんな広告？


世の中に数ある広告、その中から皆さんの広告に目を留めてもらうためには、目を引きやすい「誘目性」を高めた広告を作成する必要があります。
電車の中吊り広告を思い出してみてください。不思議と目を引く広告はありませんか？その理由をよくよく考えてみると次のようなことに思い当たるはずです。

• 周りの広告に比べてトーンが際立って明るい（もしくは暗い）
• 広告に可愛い女性や子ども、動物が使われている
• 自分が関心のあるテーマが大々的に表現されている
• 広告から他とは異なる突出した印象を受ける

当たり前の話ですが広告は人に読まれて始めて意味を持ちます。どんなに内容が良くても、人の目に留まらなければ意味がありません。目に留めてもらうことこそが広告の最初の関門と言えます。


魅力的な広告を作るためのポイント4つ


ポイント1．全体に占める割合が少ない色を使う
複数の広告が並ぶ場合や、広告を掲載する媒体の基調色が有色の場合、全体に占める割合が少ない色ほど目を引きます。例えばFacebookでは下地の色は薄い青。中心的な色は濃紺です。
Facebookは寒色を中心とした媒体と言えます。では寒色が全体のほとんどを占める中で、赤や黄色などの暖色を置いてみたらどのように見えるでしょう？当然目を引きますよね。広告を作成するとき、広告が置かれる場所を確認してから構想を始めるとより目を引きやすい広告を作成することが出来ます。

ポイント2．人が強い感情を抱くキャラクターを用いる
一般的にかわいい女性や子ども、動物は人の目を引きます。皆さんも街中でかわいいペットに出会った時、思わず二度見してしまったような経験があるのではないでしょうか？
広告でも好感度が高いタレントさんや、極端な個性を持ったタレントさんは興味を引くため、CMへの抜擢率も高いです。タレントさんでなくても、フリー写真素材の動物や子どもの笑顔は、上手く活用するれば効果的に誘目性を高めることができます。

ポイント3．必要最低限のキーワードを強調する
本屋さんの本棚を見ながら、端から端まで一定の速度で歩いてみてください。きっと何冊か頭に残った本があるはずです。その本の多くは皆さんの関心のあるテーマの本ではありませんか？人は潜在的に自分の関心のある情報をキャッチするアンテナを張っています。
もし皆さんがお知らせを必要としている人だけに宣伝を行いたいなら、余分な情報を排除し、必要最低限のキーワードだけを強調する広告を作成してみてもいいかもしれません。お知らせを必要としている人は、キーワードさえ目に触れれば自然と目を留めてくれます。

ポイント4．極端な質の違いを演出する
季節終わりのワゴンセールで洋服を漁っていると、周りの物とは明らかに質の違うものを見つけることがあります。値札を見てみると同じワゴンに入っていてもやはり値段が違ったり…。
広告でも異質なものは目に留まります。質を変えることで誘目性を高めるためには、チラシ広告であれば紙質を変わったものにしたり、縦型のチラシ広告が多く並べられている場合は横型のチラシ広告を作成したり、紙の大きさを変えることで目を引く方法も効果的です。


見る人の気持ちを想像することが大切


昨今、情報が溢れている中で情報を正しく伝えていくためには、適切な場所・タイミング・カタチをよく考えて発信することが必要不可欠です。そしてそのカタチの一つが広告です。

無数にある広告の中で自分たちの情報に目を留めてもらうためには広告に工夫を凝らすことが必要です。それは決して装飾的な広告を作るというわけでなく、見る人がどんなシチュエーションで何に興味を持つかを想像しながら広告を作成していくということです。

この記事が皆さんの広告作成の参考になればと思います。

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