販促レポート
2017/10/24 ノベルティ雑学
インクジェット印刷とは?インクを直接吹きかけるフルカラー印刷
いつもありがとうございます。お客様から「インクジェット印刷って何?」と質問をされることがあります。ご家庭のインクジェットプリンターと何が違うのでしょう?今回は、フルカラーに最適な名入れ方法「インクジェット印刷」について解説します。
インクジェット印刷とは

インクジェット印刷とは、パソコン内の画像ファイルを頼りに、インクジェットプリンターのインクを対象メディアに直接吹きかけ印刷する方法です。インクは速乾性に優れ、剥がれにくい専門のものを使用します。
製版が不要なため短納期が大きな特徴で、写真やグラデーションのあるイラストなどフルカラーデザインを忠実に印刷することができます。小ロットからも対応でき、エコバッグなどの布製品や革製品、ノートなどの紙製品まで幅広いノベルティ素材に印刷できることも魅力です。ちなみに、プラスチック/アルミ/ステンレスに印刷する場合、「UV硬化」という仕上げ作業でさらに剥がれにくくする工程が追加されます。
布やプラスチックなど原則どんな物にでも印刷できる反面、「紙」「布」「3D造形」などそれぞれ専用のインクジェットプリンター(数百万円)とグッズを固定する冶具(数十万円)が必要なため、経済面を考慮し予め対応可能な商品が設定されております。
印刷コストについて
印刷コストを決定するのはインクの使用量。印刷範囲が大きければ大きいほど、使用するインク量が増えるため印刷コストに比例します。また、頻繁に使われる白や黒に比べ、流通が少ない金や銀などのメタリックインクはコスト高の傾向に。
以上のことから最終的な印刷費用はデザインご入稿のうえで算出。お預かりしたデザインを専用ソフトに取り込み、使用するインクカラーとインク量をソフトが計算しお客様へのご提案/お見積りとなります。
白引きについて
印刷するノベルティ素材が、「透明」「黒」「有色」の場合、素材の色が影響し綺麗にフルカラー表現ができません。そういったことを回避するため、デザインの下地としてあらかじめ白インクを裏打ちします。
この作業のことを「白引き」といい、場合によっては数回の白引きが必要になることもあります。また、布製品は白引きをせず直接生地に印刷することが多いため、少し「淡い」優しい風合いの仕上りとなります。
インクジェット印刷の作業工程を解説

印刷するデータをパソコンの専用ソフトで確認します。

一度に複数を印刷するため、パソコン上での面付け作業(配置組立て)を行います。

パソコンでのデザイン面付けと同じ位置になるよう冶具(=専用の固定器具)とメディア(=手帳)をインクジェットプリンターにセットします。

パソコンのデザインと面付けに従い、メディア(=手帳)に直接インクを吹き付け印刷していきます。

インクジェットプリンターの専用インクは速乾性。短時間で美しいカラープリントが特徴。

パソコンのデザインデータと同じように印刷されたか、最終チェックを行い完成。
いかがでしたでしょうか。
ご家庭で使うインクジェットプリンターと基本的に同じ構造とはいえ、使用する「専門インク」やプリンターそのものの「大きさ」、「3D造形」への対応など、全てが業務用としてスケールアップしています。ちなみに、国内のインクジェットプリンターの主要メーカーとして、ミマキエンジニアリング社やローランド社などが有名です。
<ライタープロフィール>

インクジェット印刷とは、パソコン内の画像ファイルを頼りに、インクジェットプリンターのインクを対象メディアに直接吹きかけ印刷する方法です。インクは速乾性に優れ、剥がれにくい専門のものを使用します。
製版が不要なため短納期が大きな特徴で、写真やグラデーションのあるイラストなどフルカラーデザインを忠実に印刷することができます。小ロットからも対応でき、エコバッグなどの布製品や革製品、ノートなどの紙製品まで幅広いノベルティ素材に印刷できることも魅力です。ちなみに、プラスチック/アルミ/ステンレスに印刷する場合、「UV硬化」という仕上げ作業でさらに剥がれにくくする工程が追加されます。
布やプラスチックなど原則どんな物にでも印刷できる反面、「紙」「布」「3D造形」などそれぞれ専用のインクジェットプリンター(数百万円)とグッズを固定する冶具(数十万円)が必要なため、経済面を考慮し予め対応可能な商品が設定されております。
印刷コストについて
印刷コストを決定するのはインクの使用量。印刷範囲が大きければ大きいほど、使用するインク量が増えるため印刷コストに比例します。また、頻繁に使われる白や黒に比べ、流通が少ない金や銀などのメタリックインクはコスト高の傾向に。
以上のことから最終的な印刷費用はデザインご入稿のうえで算出。お預かりしたデザインを専用ソフトに取り込み、使用するインクカラーとインク量をソフトが計算しお客様へのご提案/お見積りとなります。
白引きについて
印刷するノベルティ素材が、「透明」「黒」「有色」の場合、素材の色が影響し綺麗にフルカラー表現ができません。そういったことを回避するため、デザインの下地としてあらかじめ白インクを裏打ちします。
この作業のことを「白引き」といい、場合によっては数回の白引きが必要になることもあります。また、布製品は白引きをせず直接生地に印刷することが多いため、少し「淡い」優しい風合いの仕上りとなります。
インクジェット印刷の作業工程を解説

印刷するデータをパソコンの専用ソフトで確認します。

一度に複数を印刷するため、パソコン上での面付け作業(配置組立て)を行います。

パソコンでのデザイン面付けと同じ位置になるよう冶具(=専用の固定器具)とメディア(=手帳)をインクジェットプリンターにセットします。

パソコンのデザインと面付けに従い、メディア(=手帳)に直接インクを吹き付け印刷していきます。

インクジェットプリンターの専用インクは速乾性。短時間で美しいカラープリントが特徴。

パソコンのデザインデータと同じように印刷されたか、最終チェックを行い完成。
いかがでしたでしょうか。
ご家庭で使うインクジェットプリンターと基本的に同じ構造とはいえ、使用する「専門インク」やプリンターそのものの「大きさ」、「3D造形」への対応など、全てが業務用としてスケールアップしています。ちなみに、国内のインクジェットプリンターの主要メーカーとして、ミマキエンジニアリング社やローランド社などが有名です。
<ライタープロフィール>
担当ライター:h.nakano
ノベルティグッズの専門家、販促ノベルティ卸売りセンターを運営するサンソニックの社長です。数あるノベルティグッズお取り扱いサービスの中から、ご訪問いただきありがとうございます。マーケティングや集客を見据えた、ノベルティ用素材商品の開発を主に担当。名入れ制作事例ではエディタとして取材執筆するほか、素人ながらスチール撮影も何とかこなしております。
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